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下ごしらえ・保存の基本 素材別 野菜 にんじん

素材別 野菜 にんじん

β-カロテンたっぷりのにんじんは、
免疫力を高める効果などのあるビタミンA補給にぴったり。
アクも少なく、和洋問わずどんな料理にも使える万能選手です。
短く太い「西洋にんじん」が一般的ですが、
おせちなどによく使われる紅色の「金時にんじん(京にんじん)」や、
黄色、紫色のにんじんなど、様々な種類があります。

本来は冬にかけて旬を迎える冬野菜ですが、
近年は産地を変えながら通年流通しています。

栄養

にんじんは、野菜のなかでもβ-カロテンの含有量がトップクラス。
β-カロテンは、体内でビタミンAに変わり、
喉や鼻などの粘膜を保護して免疫力を高めたり、肌の健康を守る効果が。
また、生活習慣病を防ぐ抗酸化作用があります。
にんじん1/2〜2/3本程度を食べるだけで、
1日に必要なビタミンA量を摂取できるので、非常に効率的です。

β-カロテンは皮の周辺に含まれるため、なるべく皮ごと食べるのがおすすめ。
油と一緒に摂ることで、体内への吸収率が上がります。

にんじんの葉には、根の3倍強のビタミンCが含まれているので、
葉が付いている場合は捨てずに一緒に食べましょう。

選び方

鮮やかなオレンジ色で艶のあるものが新鮮です。
ひげ根が生えていたり、切り口が茶色く変色しているものは、
鮮度が落ちている証拠です。

主な切り方・下ごしらえ

保存方法

常温:△
冷蔵:○
冷凍:○

にんじんは冬野菜なので、冷蔵での保存が基本です。
冬場は常温で、冷暗所での保存も可能。
湿気に弱いため、購入時に入っている袋から出してキッチンペーパーや
新聞紙で包んでおくと、湿度調整に役立ちます。

また、にんじんは土の中で立った状態で育つため、
茎の方を上にして立てて保存すると長持ちします。
土が付いたものは土付きのまま包むと、
育った環境と同じ状態になるので鮮度が保たれやすくなります。
葉が付いたものは、根元から切り落とし、根と葉を分けて保存します。

冷凍する場合は、大きなままでは食感が悪くなるので、
生のまません切りなど小さめに切って、
ジッパー付き保存袋などに入れて保存しましょう。

監修

女子栄養大学生涯学習講師
弥冨 秀江(いやどみ ひでえ)先生

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