【立秋】刻み枝豆入り和風ドライカレー | 二十四節気の食べごろレシピ | cotogoto コトゴト
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管理栄養士・美才治真澄さんに教わる、二十四節気の食べごろレシピ 2017 立秋

管理栄養士・美才治真澄さんに教わる、二十四節気の食べごろレシピ


二十四節気 立秋 イメージ

2017年8月公開

二十四節気は「立秋(りっしゅう)」に。
暦の上では秋がやってきました。
とは言え、「暑さ寒さも彼岸まで」というように、
実際には秋分(9月23日)までまだまだ暑さは続きます。
大人も子どもも大好きなカレーでエネルギーチャージして、
残りの夏を目一杯楽しみましょう。


>> 二十四節気「立秋」について詳しくはこちら

立秋の献立

刻み枝豆入り
和風ドライカレー

調理時間:25分
561kcal(1人分)

粗めに刻んだ枝豆のコリコリとした食感が楽しいドライカレーです。
生姜やしいたけの風味を効かせて、ちょっと和風の仕上がりに。
カレーのマンネリ化にお悩みの方にも、ぜひ試していただきたいレシピです。

刻み枝豆入り和風ドライカレー
材料:2人分

豚赤身ひき肉…150g
セロリ(茎)…1/2本分(50g)
しいたけ…4個(60g)
生姜…親指大1/2本(10g)
枝豆…約150g
(さやから取り出してカップ1/2分)
オリーブオイル…大さじ1/2

(A)
しょうゆ…大さじ1
ウスターソース…大さじ1
カレー粉…大さじ1

ご飯…400g
青じそ…4枚

(付け合わせ)
パイナップル、チリパウダー、塩
…適量


つくりかた
  • 1.

    レシピ つくりかた

    枝豆の下ごしらえをします。両端をキッチンバサミで切り、ボウルに入れて、塩大さじ1(分量外)を加えてしっかりもみこみます。

    【ポイント】
    枝豆の両端を切っておくことで、塩気が染み込みやすくなります。大きく切り落とした方が、塩気が染みて美味しく茹で上がります。また塩で揉み込むと枝豆の産毛を取る効果もあるので、普段のまるごと枝豆を食べるときにも口当たりがよくなるのでおすすめです。

  • 2.

    レシピ つくりかた

    鍋に1Lの湯を沸かし、塩大さじ1強(分量外)を入れます。時々菜箸などで混ぜながら4分ほど茹でます。

    【ポイント】
    塩を加えることで、枝豆の甘みが引き立ちます。1と2で加える塩の総量は、茹で湯に対して4%が目安です(今回は水1Lに対して塩40gを入れました)。

  • 3.

    レシピ つくりかた

    ざるにあげて広げ、粗熱が取れるまで冷まします。

    【ポイント】
    水にさらすと水っぽい仕上がりになるうえ、塩気が抜けてしまうため、茹で上がったらそのままざるに広げます。

  • 4.

    レシピ つくりかた

    粗熱がとれたら、さやから実を取り出し、粗めに刻みます。

    【ポイント】
    枝豆は刻むことで、ドライカレーになじみやすくなります。

  • 5.

    レシピ つくりかた

    セロリ、しいたけ、生姜はみじん切りにします。

  • 6.

    レシピ つくりかた

    フライパンにオリーブオイルを敷いて中火にかけ、セロリ、しいたけ、生姜を加えて炒めます。しいたけが縮んでしんなりするまで、しっかり炒めます。

  • 7.

    レシピ つくりかた

    ひき肉を加え、焼き目がつくくらいまで炒めたら、合わせた(A)を加えて水気がなくなるまでさらに炒めます。

  • 8.

    レシピ つくりかた

    仕上げに4を加えて炒め合わせます。器にご飯を盛ってドライカレーをかけ、青じそを散らします。付け合わせにチリパウダー、塩少々をまぶしたパイナップルを添えます。

    【ポイント】
    パイナップルは、チリパウダーと塩をまぶすことで、らっきょうのような、カレーにあう付け合わせに変身します。ぜひお試しください。

栄養のまめ知識

*暑い季節は、簡単につくったり食べたりできるものに食事が偏りがちです。糖質の多いもの(麺やフルーツ、ジュースなど)の摂取が多くなる傾向にあるので、糖質の代謝に必要な「ビタミンB1」をしっかり摂らないと、代謝が滞りだるさや倦怠感があらわれてきます。ビタミンB1を豊富に含む「豚肉、枝豆」を使ったメニューで夏バテを防ぎましょう。


*ひき肉は、脂身を含まない「赤身ひき肉」を使うことで、エネルギーと飽和脂肪酸の摂取を抑えます。普通のひき肉と比べて、赤身ひき肉のほうがビタミンB1の含有量も多くなります。


*枝豆は、大豆が未成熟なうちに収穫したものです。栄養的には大豆と同じく、たんぱく質、カルシウム、ビタミンB群が豊富。大豆には含まれないビタミンCやβ-カロテン、大豆には少ない葉酸も豊富に含むのが特徴です。


*枝豆は、さやの緑が鮮やかで産毛が濃いもの、実が揃っていてふくらんでいるものが新鮮です。収穫から時間が経つと味が落ちてしまいます。買ったらなるべく早く茹でてしまいましょう。すぐに食べない分は冷凍保存しておくのがおすすめです。  



過去の立秋のレシピを見る
美才治 真澄(びさいじ ますみ)
管理栄養士 / フードコーディネーター

香川栄養専門学校(女子栄養大学短期大学部)卒業後、管理栄養士・荒牧麻子氏に師事。のちブラジル・バイーアへ料理留学。帰国後ヴィーガンカフェ “Cafe Eight”のフードディレクターとしてケータリング・商品開発の企画運営に携わる。 現在はフリーランスとして、企業、メディアに向けたメニュー提案及び調理&スタイリング、栄養相談、料理教室、オーダーメイドケータリングなどを中心に活動中。女子栄養大学生涯学習講師。
著書に「満たされスープ」(世界文化社)、「かわいい!カラフルお弁当」(女子栄養大学出版部)。監修を手がけたものに「ギャル曽根流 大食いHAPPYダイエット」「世田谷農家に教えてもらう本当においしい野菜の食べ方」(ともにマガジンハウス)ほか。「ELLE a table」「VOGUE」「anan」「Hanako」「Tarzan」など各誌でも活躍中。ちなみに「トルコトラベルブック」(東京地図出版)は、cotogoto店長・涌井との共著本。

HP:http://bisaijimasumi.com/

美才治真澄 プロフィール

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