私たちが比べてみました 暮らしの道具、徹底比較

ピーラー編

2018年3月公開

野菜や果物の皮剥きに便利な「ピーラー」。
「T型」と「I型」の2つの代表的なかたちがあり、
それぞれ得意な作業が大きく異なります。
またピーラーによっては、皮剥きだけでなく、
キャベツのせん切りなど多用途に大活躍。
T型2種と、I型のピーラーを比べてみました。

スタッフの紹介

  • ユウキ

    30代、未婚。
    彼と2人暮らし。
    イタリアンレストランで働いていた経験もある料理上手。

  • カメ

    30代、未婚。
    両親と3人暮らし。
    皮剥きは専ら包丁派なのでピーラーの便利さには懐疑的。

  • ミズキ

    20代、未婚。
    1人暮らし。
    料理は好きだが、包丁に苦手意識あり。

どんなピーラーを使っていますか?

カメ

私は昨年まで1人暮らしをしていたときに買った
「木柄ピーラー」を使っています。
子どもの頃から包丁で皮剥きをしていたので、
正直あまりピーラーは使わないのですが、
1人暮らしをするにあたり、一応持っていたほうがいいかなと思って。
今は一緒に暮らしている母が使っています。

ミズキ

実は私、昔から包丁が苦手で……。
恥ずかしながら、近年ようやくりんごの皮剥きができるようになったほど。
包丁の刃の近くに指を置くことがとにかく怖くて。
ずっと皮剥きはピーラーのお世話になってきました。
だからこそピーラーにはかなりこだわりがあり、
2年ほど前から「T型ワイドピーラー」のワイドではないタイプを使っています。
日本の刃物界を代表する「貝印」製なだけあって切れ味が抜群、
ずぼらな私が使っていても錆びず、気に入っています。
でも昨年からcotogotoで「T型ワイドピーラー」を取り扱うようになり、
キャベツのせん切りもできて用途が広いところが気になっています。

ユウキ

私は包丁が苦手というわけではないですが、
やはり皮剥きといえばピーラーというイメージがあり、欠かせないですね。
我が家のピーラーも貝印のもの。
もう12~13年前に買ったもので、
「T型ワイドピーラー」とほぼ同じようなかたちですが、さらに刃がワイドです。
ただ全体的に大きいので、収納に場所を取るのが玉に瑕。
私はピーラーは引き出しの中にしまっているので、
コンパクトに収納できる「I型ピーラー」に興味津々です。

カメ

結構みんなピーラーを多用しているんですね。
にんじんなど真っ直ぐ剥くときにはピーラーのほうが早いけれど、
それ以外は包丁で剥いたほうが私は楽なような気がするけどな~。

ミズキ

もちろん、包丁のほうが早い!という作業もあると思いますが、
ピーラーのほうがきれいに均一にできることもあるはず。
そして一口にピーラーといっても、刃が横向きの「T型」と
縦向きの「I型」では、適した用途が全く異なるそう。
とくにI型のピーラーはあまり使ったことがないので、試すのが楽しみです!

早速、ピーラーを使い比べてみましょう

▲左からT型の「木柄ピーラー」、「T型ワイドピーラー」、I型の「I型ピーラー」です。

ユウキ

実際に手にしてみると「木柄ピーラー」は
持ち手が木なので滑りにくく、手に馴染みやすくていいですね。

ミズキ

「T型ワイドピーラー」は持ち手がステンレス製ですが、
人間工学に基づいて設計されたウェーブ状だから
ステンレスでも滑りづらく、手にしっかりフィットします。

▲重さ一覧。

カメ

「I型ピーラー」はコンパクトなうえ、とても軽いですね!
ちょっと軽すぎて少し不安定に感じるくらい。
持ち手はカクカクしていて、ほかの2つのピーラーと比べてると、
ちょっと持ちづらく感じます。
早速、皮を剥いてみましょう。

にんじんなど真っ直ぐなものにはT型を


▲「木柄ピーラー」でにんじんを剥いているところ。

ミズキ

「木柄ピーラー」は刃の動く角度が
いつも使っている貝印のものとは違って、最初は少し滑るような感じが……。
でも何度かやってみると、しっかり刃が当たる角度がつかめて、
とても剥きやすく感じました。
ちょっと慣れは必要かもしれません。

カメ

「T型ワイドピーラー」は刃が大きいから、
にんじんのような細いものを剥くのはやりづらいかな?と思っていましたが、
意外と普通のピーラーと同じ感覚で剥けました。
むしろ刃が広いことで、太めのにんじんとかなら当たる面積も広がるから、
いつもより少し幅広に剥けて効率がよさそうです。

ユウキ

「T型ワイドピーラー」は力の入れ具合によって、
皮を薄くも厚くも剥けるような気がします。
自分でコントロールできるのがいいですね。

ミズキ

「I型ピーラー」でも剥けないことはないけれど、
T型に比べると、長く真っ直ぐに手前に引くという作業が少ししづらい印象。
あと細くしか皮が剥けないので、大きなものを剥くには効率が悪いように感じます。
にんじんや大根など真っ直ぐ剥く野菜には、T型の方が適していそうですね。

じゃがいもなど小さくて丸いものにはI型を


▲「I型ピーラー」でじゃがいもを剥いているところ。

ユウキ

以前働いていたイタリアンレストランで、
シェフはいつも大量のじゃがいもの皮剥きに
I型のピーラーを使っていました。

ミズキ

欧米ではI型のほうが人気らしいですよね。
たしかにT型だと小回りが利きづらく感じます。
とくに「T型ワイドピーラー」は小さなじゃがいもに対して刃が大きすぎて、
手を切ってしまいそう……。

カメ

実際に「I型ピーラー」で剥いてみると、なかなか上手く剥けません……。
包丁でりんごの皮を剥くときのように、左手でじゃがいもを回してくるくると剥くことも、
縦一方向にシャッシャッと剥くことも可能だけど、
どちらのやり方も慣れが必要そうですね。
T型のピーラーとはかなり感覚が違います。

ミズキ

何度かやっていたら、少しずつ皮がつながって、
するすると剥けるようになってきました。
たしかにコツは必要ですが、慣れたら使いやすいかも。
あと皮がとても薄く剥けるのもいいですね。
包丁ではなかなかここまで薄くは剥けません。
じゃがいもってカレーやポテトサラダなど一度にたくさん剥くことが多いから、
じゃがいものためだけでもI型のピーラーを1つ持っていると便利ですね。

キャベツのせん切りは「T型ワイドピーラー」におまかせ


▲「T型ワイドピーラー」でキャベツをせん切りしているところ。

ミズキ

「T型ワイドピーラー」は、その刃の幅広さを活かした
キャベツのせん切りが得意なんですよね。
実際にやってみると、とんかつ屋さんのような
細くて柔らかいせん切りができました!

カメ

早いのは包丁かもしれないけれど、
こんなに均一で細いせん切りは包丁だと難しいかも。

ユウキ

「木柄ワイドピーラー」でも挑戦してみましたが、
できないことはないけれど……といった感じ。
刃が狭いので一度に少しずつしか切れなかったです。
「I型ピーラー」は刃が滑ってしまって難しいし、
やっぱりキャベツのせん切りには「T型ワイドピーラー」がいいですね。

芽取りについても比べてみました


ユウキ

ピーラーと言えば、大抵じゃがいもの芽を取るための突起がついていますよね。
じゃがいもの皮剥きとセットでよく使うから、その使い勝手も比べてみましょう。

▲「T型ワイドピーラー」の芽取り(左下の突起)。

ミズキ

私が今まで使ってきたピーラーの芽取りは、
いつも「T型ワイドピーラー」のようなU字型だったので、
このかたちが慣れていて使いやすいです。
でもU字型の芽取りって、入り込める芽の深さに限界があるから、
何度もほじくらないといけないことがあって面倒なんですよね。

▲「木柄ピーラー」の芽取り(右上の突起)。

カメ

私は普段、芽取りは包丁のアゴの部分でやっていますが、
包丁もなかなか深いところまで届かないことが。
「木柄ピーラー」の芽取りは、ピーラーの先に突き出ていて長さもあるので、
奥の深い芽もしっかり取り除けます。

▲「I型ピーラー」の芽取り(刃の先端)。

ミズキ

「I型ピーラー」も同じく、深い芽もしっかり取れそうですね。
さらにI型の場合は皮剥きと同じ持ち方で
そのまま芽が取れるのも便利かも。

洗いやすさやお手入れのしやすさはどうですか


ユウキ

今回使ってみて、「木柄ピーラー」が
今持っているピーラーよりはコンパクトだし、
切れ味もよくて気に入りました!
とくに木の持ち手が温かみがあっていいですよね。
使うたびに優しい気持ちになれそうです。
でも木柄だと、水仕事で使うと劣化しないかが心配で……。

▲カメさんの「木柄ピーラー」。黒ずみなどは見られません。

カメ

私の「木柄ピーラー」はもう2年ほど使っていますが、
ウレタン塗装が施されているのもあってか、
カビが生えたり、色が変わったりという大きな劣化は見られませんよ。
いつも使ったら早めに洗い、水気を拭いたら吊るして収納しているだけで、
とくにお手入れに気をつかっているわけでもありません。

ミズキ

私はとにかくずぼらなので、
刃は拭いたほうが切れ味が長持ちすると思いますが、
全体を拭くのは面倒で……。
オールステンレス製の「T型ワイドピーラー」や「I型ピーラー」がいいな。
ピーラーはどうしても刃のまわりは細かなパーツが多くて汚れが溜まりやすいけれど、
「T型ワイドピーラー」は刃周辺以外は細かなパーツが少なくて、
隅々まで洗いやすそうです。

最後に、3つのピーラーの違いをまとめてみました

ご利用ガイド