cotogotoスタッフの愛用品じまん
スタッフが日々愛用している道具への愛を、
独断と偏見を交えながらご紹介!
2021年8月公開
メグミさんの愛用品
こんにちは、cotogotoのメグミです。
柳宗理の「ミルクパン」を使って、
はじめて道具の使い勝手によって調理の手際が変わること、
そして料理が楽しくなることを知りました。
もう使いはじめて18年ほどになりますが、
今でも毎日の料理に欠かせない、私にとって相棒のような存在です。
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好きなところ その1
液だれのしにくさ雑誌で料理家さんがおすすめしていたのを目にしたのと、
その特徴的なかたちに興味が沸いて購入した柳宗理の「ミルクパン」。
早速キッチンに迎え入れてみると
持ち手や蓋の取っ手は樹脂製だから熱くならなくて安心で、
ステンレス製だからガシガシ使えるなど、いいところだらけ。
そう実感したとき、料理家さんが語っていた
「使い勝手がいい」という言葉が浮かび、
「なるほど、これが」と実感している自分がいました。▲左右に張り出した特徴的なかたちの注ぎ口のおかげで、
液だれの心配なく、スムーズに液体を注ぐことができます。
注ぎ口は左右両側についているので、利き手に関係なく使えます。特に感動したのは、液だれのしにくさ。
みそ汁をつくって汁椀に注ぐとき、
どうしても残り少なくなった汁をレードルですくうのは難しいものです。
注ぎ口がついた片手鍋は多くありますが、
中には汁がたれて、調理台が汚れて余計な手間が増えてしまうことも。
特にみそ汁はいろいろな具材が入っているので、
こぼしてしまうと大惨事です。
ですが、この「ミルクパン」は左右に張り出した注ぎ口のおかげで
さっと傾けるだけで、液だれせずにスムーズに注ぐことができるんです。
「特徴的な鍋のかたちがここで実力を発揮してくるのか」と
他の鍋とは違うデザインの理由を実感することができたんです。
高校生の娘も、おかわりをするときに「ミルクパン」を手にしますが、
「注ぎやすい!」と絶賛しています。
毎日のみそ汁はもちろん、
プリン用の卵液をつくって容器に注ぎ入れたり、
たっぷり茶葉を使ってつくったミルクティーをカップに移すときなど
液だれしにくいことで、液体を器に注ぐときの心配が減りました。
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好きなところ その2
使い勝手のいいサイズ感▲食べ盛りの娘のおかわり用に、少し多めにつくっても問題のないサイズ感。
みそ汁をつくったときに使うレードルは、同じく柳宗理の「レードル S」。
小さなミルクパンの中でも、小回りが利いてしっかりすくうことができます。我が家は夫と娘の3人家族。
柳宗理の「ミルクパン」は、
家族3人の1食分のみそ汁にちょうどいいサイズです。
4人分でも問題なくつくることができるので、
大きすぎず、小さすぎず、汁ものをつくるときに重宝するサイズ感なんです。
▲深さがあるので卵がしっかりお湯をかぶり、ムラなく茹でることができます。
写真は卵を4個入れていますが、5個までなら問題なく収まります。また茹で卵をつくる機会も多く、
最大5個の卵が入るので、家族分やサラダ用などを茹でるときにも便利。
ブロッコリーやにんじんなど
ちょっとした茹で野菜をするときにも、重宝しています。 -
好きなところ その3
調理の幅を広げてくれる蓋▲本体に蓋をしたまま少しずらせば、中身をこぼすことなく湯切りができたり、蒸気を逃がすことも。
茹で卵を火からおろして、お湯を切るときに重宝しているのが蓋です。
蓋を少しずらして傾ければ、中身をこぼすことなく
湯切りをすることができるんです。
▲蓋に刻まれている「〇」は、「合わせマーク」と呼ばれるもの。
この印を持ち手に合わせることで、鍋本体と蓋がぴったり合わさります。蓋に刻まれている「〇」印を、持ち手に合わせれば蓋がぴたっと合わさり、
ずらせば湯切りができたり、蒸気を逃がしたり、使い勝手は抜群。
つくった料理のほこりよけとして使えたり、
忙しい朝など、早くお湯を沸かしたいときにその時間を短くできたり、
何気ないことですが、蓋があると助かる場面は多いです。
そこに、柳宗理の「ミルクパン」ならではの
使い勝手が備わっているのが優秀だな、と
約18年間愛用し続けている今でも感動しています。
サイズは異なりますが、小さめの片手鍋をいくつか持っている中で、
ついつい手にしてしまうのは、やっぱり柳宗理の「ミルクパン」。
一度使ってしまうとその使い勝手のよさに惚れ込んで、
手放せなくなること間違いなしのお鍋です。