商品担当のあれこれ日記

2025年1月公開
title:沖縄県・読谷村の食の魅力-おすすめ飲食店紹介-
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村内に70もの工房があり、やちむんの里でも有名な読谷村。
毎年2月に読谷村で開催される「読谷やちむん市」のPRとして、cotogoto実店舗ではここ2年、やちむんのフェアを開催して、お手伝いさせていただいています。▲2024年1月に開催した「読谷やちむん市 in cotogoto」の様子。
今年も「読谷やちむん市 in cotogoto」を開催することとなり、打ち合わせや買いつけに、沖縄に行ってきました。
今回の日記では、読谷村のPRも兼ねたイベントということで、いつもの買いつけの様子ではなく沖縄や読谷村の食の魅力をご紹介します!
ぜひ読谷村に行ったときの参考にしてもらえればと思います。まず沖縄といえば、沖縄そばですよね。
今回は最近できたという「座喜味そば」へ。▲座喜味は読谷村の土地の名前です。
沖縄のブランド豚「紅豚」を使ったこだわりの沖縄そば。出汁がしっかり効いてて、あっさりとしたスープに、甘辛く煮込まれた豚肉で、箸が進みます。
▲器も地元・読谷村の陶眞窯のそばマカイでした!
【座喜味そば】
〒904-0301 沖縄県中頭郡読谷村座喜味2958-8陶眞窯といえば、おでん屋さんでも器が使われていました。
▲季節の野菜のリーフレタスも入ったおでん。
こちらはなんと、陶眞窯の窯主の息子で、工場長でもある相馬大作(そうまだいさく)さんの幼馴染の方が開いているお店でした。
お店をはじめるときに、陶眞窯の器は絶対に使いたいと思っていらっしゃったそうです。▲やちむんの里にも近く、地元の方で人気のお店でした。
沖縄=おでんのイメージがあまりないですが、沖縄そばのスープに使われているように、鰹や昆布の出汁が好きな傾向があるそうで、実はおでんも人気があるとのこと。
コンビニでも、年中おでんを売っている店舗が沖縄にはあるそうで、とても意外ですよね。
てびち(豚足)やソーキ(豚のあばら肉)など、沖縄らしいタネもあり、豚肉と一緒に煮込むからこってり系の出汁になるとのこと。またつける調味料も、からしではなくマスタードでした。
酸味がさっぱりとして、なんとも沖縄らしい文化だなと感じました。【おでん処 屋良屋】
〒904-0301 沖縄県中頭郡読谷村座喜味2312次に紹介するのが、やちむんで提供してくれる飲食店でも、窯元が運営しているカフェです。
「Tou Cafe and Gallery」は「北窯 松田米司工房」の娘さんが運営されていて、「北窯 松田米司工房」の器で食事を楽しんだり、こちらでしか販売していない器を購入することもできます。▲お昼ごはんに間に合わなかったので、ちょっと一息おやつタイム。
▲店内のレイアウトも素敵で、いたるところにやちむんや民藝品が飾られていました。
▲ギャラリーでは北窯の直売所では手に入らない器も並んでいます。
ランチタイムはカレーを、カフェタイムはケーキを提供されているのでお買い物と一緒に食事も是非楽しんでください。
【Tou Cafe and Gallery】
〒904-0303 沖縄県中頭郡読谷村伊良皆578続いて、やちむんから話は離れて。
読谷村には漁港があり、毎日新鮮な魚が揚がってきます。
県内最大級の定置網があり、たくさんの魚が取れるので那覇市など、沖縄県内の大手スーパーにも読谷村で水揚げした魚が並んでいるそう。漁港には一般の方が購入できる販売所がありました。
▲色とりどりで、聞いたことのない魚も多かったです。
そして、こちらの2階でも海鮮料理を楽しめる食堂があります。
▲ボリュームたっぷりで漁港価格。定番のもずくや、沖縄の意外なソウルフード、天ぷらもありました。
沖縄旅行で漁港のイメージはないですが、読谷村の漁港は気軽に来れるので、新鮮な魚を港町で楽しむのもおすすめです。
【読谷村漁協直売店】
〒904-0305 沖縄県中頭郡読谷村都屋33そして最後に、沖縄の家庭料理を楽しめる店を紹介します。
80歳を超えるおばあが、ひとりで切り盛りしている「シンガポール」という居酒屋です。▲雰囲気満点の店内。耳馴染みのないメニューが並んでいます。
こちらでは「ソーミンチャンプルー」、「フーイリチャー」、「チマグー」、「チーイリチャー」、「ヒラヤーチー」など沖縄独特の家庭料理を出してくれます。
▲「チマグー」と「ヒラヤーチー」。
「チマグー」は足先の蹄部分を煮たものです。
沖縄では豚の顔の皮(チラガー)や耳(ミミガー)など、「豚で食べられないのは声だけ」と言われるほど、 余すことなく食べるそうです。
豚の血を使った「チーイリチャー」というのもポピュラーだそうです。「ヒラヤーチー」は小麦粉とネギを使ったお好み焼きのようなもの。
おばあは昔から、台風や雨で外出できないときに、よく家でつくっていたそうです。
これで300円だからリーズナブルですよね。その他、素麺を使った炒め料理「ソーミンチャンプルー」、お麩を使った炒め料理「フーイリチャー」など。
醬油ベースではなく、海に囲まれているので塩や出汁が効いた家庭料理が多く、地域性を感じられるお店です。▲ひっそりと佇む店構え。亡き旦那さんが船乗りで、きれいな夜景の思い出から「シンガポール」と名づけたそうです。
【シンガポール】
〒904-0302 沖縄県中頭郡読谷村喜名479-1以上、今回は読谷村の飲食店紹介でした!
是非読谷村に行かれる際は参考にしてみてください。またもちろん今回の滞在で、「読谷やちむん市 in cotogoto」の器もたくさん買いつけてきました!
実店舗にて、2025年1月17日(金)~1月27日(月)で開催しておりますので、是非この機会に高円寺cotogotoにお越しください。