cotogotoスタッフの愛用品じまん
スタッフが日々愛用している道具への愛を、
独断と偏見を交えながらご紹介!

2025年2月公開
キッツさんの愛用品

キッツ
オンラインショップの制作担当。
リモートで週に3~4日は自宅で仕事をするので、
仕事のお供や気分転換になるお茶の時間は大切にしている。
コーヒー、紅茶、緑茶、ほうじ茶、
ときには自分でブレンドしたハーブティーなど、
気分で楽しんでいる。
「まんまるポット(クラフト・ユー)」との出合いは
撮影スタジオのキッチンです。
まずそのかわいらしさに惹かれましたが、
使い勝手のよさもじわじわ実感し、購入を検討するようになりました。
夫と2人暮らしなので、
「そこまで大きなティーポットは必要ないかな……?」とも思いつつ、
「大は小を兼ねる!」と思い、
3年ほど前に「1.0L」サイズを我が家に迎えました。
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好きなところ その1
画期的な洗いやすさ本体はもちろん、蓋から注ぎ口まで薄手で透明なガラス製。
「これは丁寧に扱わないと」と思わせる繊細な見た目が魅力なのですが、
「実用となると、どうかな?」とはじめは恐る恐るだったんです。
ティーポットだから茶葉や茶渋が残らないようにガシガシ洗いたいけど、
扱いが難しいようなら日常使いは厳しいかな……と。
ところが! 使いはじめてその印象はすぐに覆されました。
▲ストレーナーは注ぎ口に取りつけられる、着脱式タイプ。
お茶の時間はしっかり茶葉をキャッチし、
洗うときに外せばするする茶葉が出ていきます。まず、このストレーナーが画期的ですよね。
注ぎ口から引っ張り出す、という今までにない茶こしで、
取り出しやすさも抜群です。
あとは流水で洗うだけで、
ほとんどの茶葉が絡むことなくストレーナーから離れていくので、
茶こしに茶葉が詰まるといった悩みともさよならできます。▲洗っている様子。だいたい2回ほどすすげば、茶葉を洗い流せます。
ストレーナーをとり出すと、残るは一体型ガラスの本体。
普段は、ほぼ水洗いで十分と感じています。
ときどき思い立ったように洗剤を入れてシャカシャカしたりもしますし、
ジュースなどべたつく飲み物を入れたときは、
手が中に入らないので、棒状のスポンジで洗っています。
3年以上使っていてもほとんど茶渋が気になっていませんが、
最近しっかり注ぎ口を見たら、うっすら茶色に。
スプレータイプの塩素系漂白剤をかけたら、もとの透明さが復活していました。
▲持ち手が倒れにくい仕様なので、
シンクに渡すタイプの水切りの上で乾かしています。
そうすれば持ち手が水切りかごの隙間に入って、逆さにして乾かしやすいのです。繊細にも神経質にも扱っていないですが、
3年経ってやっと注ぎ口の茶渋に気づいた程度です。
真鍮の取っ手には、ほんのり味わいが加わりましたが
錆びや黒ずみ、緑青なども出てきていないですし。
あまり神経質に洗いすぎないのが返ってよかったのかも……?デザインのかわいらしさだけでなく
こういったお手入れの手軽さも、ついつい手がのびる理由ですね。 -
好きなところ その2
まんまるで透明なところガラスの一体型で、まんまるな本体に真鍮の取っ手、
同じくガラス製の王冠みたいな蓋がかわいいですよね。
この見た目の魅力はもちろんなのですが、
使ってみると、このかたちだからこそ実現したいいことが発見できるんです。▲茶葉のジャンピングの様子。最後までしっかり茶葉が舞っています。
まずは美味しい紅茶が淹れられること。
この大きな球形の本体の中で対流が生まれます。
注ぎ口にだけついた茶こしはポット内の対流の動きを邪魔しないので、
茶葉がしっかりジャンピングして、本来の紅茶の美味しさが楽しめます。あとは、ガラスだから茶葉の抽出具合も一目瞭然。
きれいに色が見えるので、飲み頃がわかりやすいです。来客時にはキッチンではなくテーブルの上で使うのですが、
お湯切れもスッキリしていて大満足。
この湯切れのよさを実現するために、
注ぎ口を独特なかたちで仕上げていると聞きました。
手仕事でこんな行き届いた仕上げにできる技術、
すごいなあと改めて思います。かわいいだけでなく、このかたちにはしっかり実用的な理由があったのですね。
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好きなところ その3
1ℓというたっぷりサイズゆえの用途の広さ▲輪切りのレモンに、キウイ、ブルーベリーなどをたっぷり入れても窮屈感がなく、素敵な佇まい。
「大は小を兼ねる」という直感も正しかったことを実感しています。
「こんなにかわいいポットだから、やっぱり見せたい!」と
おもてなしの席で使うと本当に喜ばれるんです。淹れるのは、緑茶、紅茶、ルイボスティーなど、なんでも。
たまに、オリジナルでミックスしたハーブティーも淹れます。
カモミールなどは見た目も華やかですし、
夏にはカットレモンやキウイを入れたフルーツウォーター、
ジュースもサーバーのようにこのポットに入れてから出すと
きれいな色が目にも爽やかです。リモートワークのお供にも使っていますね。
集中してなにかに取り組むときは、おかわりに立つのが億劫になるので
ハーブティーなどをたっぷり淹れておくことが多いです。まんまるで大きさがあるので多少の場所は取りますが、
持ち手はある程度は倒れるので、
ガラス部分よりちょっと高さがあれば収納できます。
必然的に戸棚の上の方に行きがちではあるのですが、
手の届きやすい場所に置くように心がけています。気分を上げたいお茶の時間や来客用に使うことになると思っていましたが、
洗いやすさのおかげで日常でも大活躍なのは、うれしい誤算でした。
来客時にも自信をもって出せますし、
なにより出したときの「素敵!」、「かわいい!」と
お客様が反応してくれる瞬間が、とってもうれしいのです。