民藝の窯元から器が届きました!

こんにちは、スタッフのミナミです。
高円寺実店舗には、民藝の窯元から届いた多種多様な器が、ずらっと並んでいます。
届いたのは「中嶋窯」、「瀬戸本業窯」、「黒木史人窯」の3窯。
どれも届いたアイテムは目を引くものばかりです。

まず一つ目に紹介するのは、秋田県秋田市で作陶されている「中嶋窯 (なかじまがま)」。
窯主の中嶋健一さんは、青森県弘前市出身。
秋田公立美術工芸短期大学を卒業後、
最後は島根県温泉津焼の森山窯で森山雅夫氏の元で教えを受け、
各地合わせて10年に及ぶ修業を経て、2018年に秋田県で独立を果たしました。
また、古美術品も好きな中嶋さん。
そんな中島さんが手がける器は、民藝の精神を受け継ぎながらも独自の感性で存在感があり、
暮らしに馴染んでくれます。
薪ストーブの灰を活かした釉薬など、身近な自然から生まれる色合いから、
素朴な温かみを感じられるものばかりです。
今回は汁物も受け止めてくれる、縁が立ち上がっているプレートや鉢、
飯碗、ティーポットなどが届いています。


次に紹介するのは、愛知県瀬戸市に窯を構える「瀬戸本業窯」。
瀬戸焼が確立された鎌倉時代初期の頃から続く、
瀬戸でつくられる器である「本業焼」の陶器を250年に渡り受け継いでいます。
現在は7代・8代後継を中心に10名以下の体制で作陶に取り組んでおり、
手でつくることを大切にしている窯元です。
今回は黄瀬戸と三彩の商品を中心に、
プレートや鉢、飯碗、ピッチャーなど、釉薬の濃淡が美しい器ばかりが揃っています。


最後は、小鹿田焼の窯元「黒木史人窯」の跡継ぎである黒木嘉津才(かづさ)さんの器です。
小鹿田焼は300年の歴史を持つ、素朴な味わいの陶器で、
「飛びかんな」、「刷毛目」などといった文様や濃淡を施す技法が特徴的。
大分県皿山地域にある9軒の窯元はそれぞれ家族経営で、
一子相伝で親から子へ継承し、昔と変わらない技法と伝統が受け継がれています。
そんな中で、若い継ぎ手でこれからの活躍が楽しみな嘉津才さんの作品です。
プレートやカップ、鉢、飯碗など、多種多様な器が届いています。


他にも、民藝を代表する窯元の一つである「出西窯」や、
熊本県玉名郡南関町にある「まもる窯」の器も並んでいます。
どれも、店舗限定での販売です!
ぜひこの機会に高円寺実店舗までお越しくださいませ。
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