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「福光焼」のうつわを買い付けてきました!

2017年11月23日実店舗のみ取扱商品



民藝の精神を受け継ぐ鳥取県の焼き物「福光焼(ふくみつやき)」。
先日、その窯元を訪れ、直接買い付けてきたうつわたちが、
11/24(金)よりcotogoto実店舗に並びます!




福光焼は、1980年に鳥取県倉吉市福光にて
河本賢治さんが開窯。
河本さんの師匠は、
民藝運動を牽引した河井寛次郎氏に師事し、
兵庫県で窯を開いていた生田和孝氏です。

そもそも民藝とは、「民衆的工芸」を略したもの。
思想家の柳宗悦氏が考えた言葉です。
柳氏はそれまで「下手物」とされてきた
民衆が日々の暮らしで使う日用品に目を向け、
美しさを見出しました。
暮らしに根ざし、実用性に優れた民衆的工芸品、
つまり「民藝品」の価値を高め、
この新たな美の基準を広めようとした動きが、
「民藝運動」と呼ばれています。




そんな民藝の影響を受ける福光窯では、
伝統的な登り窯で焼き上げています。
薪を焚いて自然の炎で焼成されたうつわたちは
灰が降りかかったり、火の当たりが様々だったり、
人の手を離れたところで生まれる美しさが見所。
うつわ一つ一つが全く違う個性を持つのが面白いのです。

昨年10月、福光焼では窯詰めを終えて
焼成をはじめようとしていたところに、
最大震度6弱の鳥取県中部地震が発生。
窯や煙突、そしてたくさんの作品が壊れてしまう被害にあいました。
そこから河本さんと息子さんの2人で窯を修復し、
今年の秋、2年ぶりに登り窯を焚くことができました。

そんな困難を経て、
記念すべき復活の登り窯で焼き上がったうつわたち。
直接手にとって選ばせていただきました。





福光焼で用いる釉薬は、
師匠である生田氏から継承する糠白、飴、鉄が基本。
かたちは、思わず触れたくなるような柔らかな丸みと、
きりりとシャープな佇まいのバランスが絶妙です。

また、どっしりとした見た目とは裏腹に、
安定感がありながらも、使いやすい薄さを持ち合わせているのも特徴。
こんなところにも、受け継がれた民藝の精神を感じます。


それでは入荷した福光焼のうつわを紹介します。



左から
■「面取飯碗 (福光焼)」アメ黒・粉引 1,800円(税抜)



■「梅鉢 中 (福光焼)」白 2,800円(税抜)



■「ソバチョコ (福光焼)」粉引 2,000円(税抜)



左から
■「切立カップ (福光焼)」黒・粉引 各2,000円(税抜)



左から
■「面取コーヒー碗・皿 (福光焼)」黒・白 3,800円(税抜)



左から
■「面取湯呑 (福光焼)」黒・粉引・白 各2,000円(税抜)



■「面取急須 (福光焼)」粉引 10,000円(税抜)



■「面取ポット 小 (福光焼)」黒 8,000円(税抜)



■「面取土瓶 (福光焼)」白 15,000円(税抜)



左から
■「面取ぐい呑 (福光焼)」白・黒 各1,500円(税抜)
■「面取徳利 (福光焼)」白・黒 各3,500円(税抜)



■「面取片口 (福光焼)」白 2,000円(税抜)



■「片口 丸 (福光焼)」白 2,000円(税抜)



■「出汁入 (福光焼)」白 3,500円(税抜)



■「ピッチャー 丸 (福光焼)」黒 4,200円(税抜)



■「面取ピッチャー (福光焼)」アメ黒 5,000円(税抜)



左から
■「ミニミルク入 (福光焼)」黒・白 300円(税抜)



左から
■「面取ミニミルク入 (福光焼)」黒・白 400円(税抜)



■「面取一輪 (福光焼)」益子黒 5,000円(税抜)



福光焼の商品は実店舗のみでの販売にはなりますが、
お電話・メールでのご注文も承っておりますので
お気軽にご連絡ください。
※商品は個体差がありますが、お選びいただくことはできません。
申し訳ございませんが、予めご了承いただいた上でお問い合わせください。

次回入荷は未定ですので、
気になるものがあればお早めのご来店、お問い合わせがおすすめです。


オンラインショップからご購入いただけます。
面取り湯呑み
梅鉢
をご覧ください。


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