※こちらの商品は生産終了となりました。
郡司さんの餅型箸置き (倉敷意匠)
韓国では、祭祀や婚礼などに使われる「餅」に、スタンプ状の道具で文様を押す文化があり、
磁器で作られたその道具のことを「餅型」と言うそうです。
そんな李朝時代の餅型をモチーフにした、見た目に楽しく美しい「餅型箸置き」ができました。
栃木県足尾に工房を構える陶芸一家、
郡司(ぐんじ)家の三代目・庸久さんの奥様・慶子さんが削りだしてつくった原形を型にし、
郡司家で役割分担をしながら制作したというこの箸置きは、
どれもブローチやボタンにでもしたいような愛らしさ。
掛かる釉薬の違いで表情が異なります。
どっしりと存在感のある「飴釉」、素材の土感が楽しめる「透明釉」、しっとりマットな輝きの「白磁」。
そして、高さがあったり、真ん中が盛り上がっていたり、
日本の箸置きにはあまり見られない珍しいかたちは、
手のひらにころりと馴染み、すぐに愛着がわくはずです。
箸の先をきちんと揃えて、箸置きにそっと置く……。
普段は何気なく行っている「箸をおく」という行為を否応なく意識させるそのかたちに、
自然と背筋が伸びる気がします。
普段の生活に、今までなかった要素を取り入れると、
何気ない風景も新鮮に見えてくるから不思議です。
お隣、韓国の美意識を、こんな風に、毎日の食卓にのせてみてはいかがでしょう?
バリエーション&商品詳細
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郡司(ぐんじ)さんご一家について
栃木県足尾に工房を構える郡司さんご一家。
3代目となる郡司庸久さんと慶子さんは、ユニットとして個展を中心に活動し、
主に庸久さんがろくろを中心とした成形、慶子さんが絵付けや彫刻による装飾を担当して陶芸を続けていらっしゃいます。
もともと足尾の町おこしを、ということで庸久さんのおじいさんが始められた「足尾焼」。
庸久さんは栃木県益子で修行を積んでから、足尾に戻り独立されました。
独特の親しみやすいデザインと遊び心、使い勝手を考えたかたち。
作家の個性と伝統がもたらす必然性が、程よいバランスで共存するのが郡司さん一家の作品です。
倉敷意匠(くらしきいしょう)について
江戸時代から続く美しい町並みと、今も手仕事の伝統が残る、岡山県倉敷市。
「倉敷意匠」はその名にあるとおり、倉敷を拠点に活動する雑貨メーカーのブランドネームです。
オリジナル商品から、作家さんとのコラボレーション作品まで、日用品として日々使われることでより美しく育っていくような、
誰かにとってのかけがえのないモノを生み出しているブランドです。
※こちらの商品は、生産終了です。再入荷はございません。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- その他のご注意
>> すべて手仕事でつくられているため、大きさや模様の凹凸などは一点一点異なります。手仕事の味わいとしてお楽しみください。
>> こちらの箸置きは型を用いて制作しています。型は定期的につくり直しており、その際に絵柄の差が生まれてしまいます。そのため、制作された時期によって、絵柄が微妙に異なる場合がございます。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。