飯碗(JICON・磁今)
各2,700円(税抜)
とてもシンプルだからこそ、わずかな釉薬のムラや気泡など、
器の表面の小さな変化に、職人さんの手仕事を感じることができます。
創業350年の有田焼の窯元と、生活用品デザイナーの大治将典さんによる飯碗。
飽きることなく、長くお使いいただけるはずです。
何もないところに
味のある飯碗
なんとなく、どこか愛嬌のあるかたちです。
色柄もなく、ひたすらシンプルなのですが、
でも、なぜでしょう。
真横から見ると、子どものほっぺたのように
かわいらしい丸みのあるシルエット。
そして、ほんの少しだけ、
末広がりのように見える高台部分。
普通のお茶わんと、わずかに違うディテールが
どこか愛くるしい印象を醸すのです。
そして、シンプルで、一見何もないからこそ、
実は何かあるんじゃないかと
お茶わんをまじまじと見つめてみたくなります。
すると、釉薬の流れた跡や、小さな気泡、
材料に含まれているという小さな鉄分の斑点、
渕錆部分のにじみやムラ。
人の手によって丁寧にかたちづくられ、
釉薬をかけ、そして焼かれて……、
器が完成するまでのいくつもの行程を、
その磁器の肌に見ることができるのです。
だから使うほどに、器のちょっとした表情に気づき、
愛着がわいてきます。
言うまでもなく、使い勝手は抜群です。
少しマットな質感をしたJICONの磁器は、
薄すぎず、厚すぎず、広めの口はごはんを盛りやすく、
ちょっとした丼ものやお茶漬けにも使えます。
そして洗いやすい。
毎日の食卓に欠かせないアイテムになるはずです。
磁器ならでは薄さは、ごはんを盛っても重くならず、重ねて収納するのも楽ちん。日常使いに最適な飯碗です。
- 材質
- 磁器
- サイズ
- φ140×h57mm
- 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:○ オーブン:× 食器洗浄機:○
JICONについて
かつて平戸藩の御用窯だったという、創業350年の有田焼の窯元、陶悦窯「今村家」。その長い歴史と伝統を誇る窯元が、生活用品のデザイナーである大治将典さんを迎え、2012年、新たに立ち上げたブランドが「JICON・磁今」です。 その名は、窯元である陶悦窯「“今”村家」のつくる「“磁”器」であること、そして、仏教用語の「爾今(じこん)」……「今を生きる」という意味に重ねて名付けられました。 製品の生い立ちを大切にしながらも、今の暮らしの中に自然と馴染むものづくりにこだわる大治さんと、確かな技術を持ちながら、時代に合わせてしなやかに変化を続ける窯元が生み出す、暮らしを美しく彩る器のブランドです。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- >> JICONの商品の色は、青白く焼き上がる一般的な有田焼の磁器の色とは異なり、生成りに近い柔らかい白です。お使いのモニターなどにより写真の色味が異なって見える場合がありますのでご了承ください。
>> 器の表面のところどころに褐色の点(磁土や釉薬に含まれる鉄分)が見られます。これはあえて元の陶石や釉薬の素材感を感じ取れるようにしたものであり、製品仕様です。
>> 釉薬のムラや凹凸、にじみが見られます。
>> 底部分にわずかながたつきが見られることがあります。
>> 型に素地を流し込む工程において、表面に皺のような線が発生することがあります。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。
※2020年4月より価格改定いたしました。