スリップウェア プレート
矢羽根紋 (山田洋次)
S:各2,400円(税抜)
M:各3,600円(税抜)
器いっぱいに走る、とろりとしたスリップ(泥状の化粧土)の跡は、
矢羽根や七宝など、日本人にはどこか懐かしいおなじみの模様。
それをイギリス伝統の技法で表現した山田洋次さんの「スリップウェア」。
焼き魚、カレーに餃子にパスタなど、
和洋を問わない幅広い料理が並ぶ日本の食卓に、まさにぴったりな器です。
17世紀から19世紀中ごろまで、
産業革命前のイギリスで愛されたスリップウェア。
その後途絶えていた技術を、20世紀はじめ日本の陶工らが復元します。
山田洋次さんもスリップウェアに魅せられた陶工の一人。
だからといって山田さんの器はただの再現では終わりません。
今の日本の食卓で使いやすいものであるために、細かな心配りがなされています。
まずは重そうに見えて、薄手に、軽くできていること。
重ねられるので場所もとりません。
長方形のレクタンリムプレートは、魚を乗せても似合いますし、
何種類かのおかずをきれいに取り分けられる、取り分け皿としても便利。
オーバルプレートは、その緩やかなカーブに沿って、
ハンバーグやミニ・オムレツなんていかがでしょうか。
シンプルな料理でも、いえ、シンプルな料理こそ引き立つのは、
その温かみある模様と、土ものならではの素材感かもしれません。
気取らず、気張らず、日々の食卓でご利用ください。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 陶器
- サイズ
レクタンリムプレート
S:約W135×D180×H17mm
M:約W170×D225×H17mm
オーバルリムプレート
S:約W140×D175×H17mm
M:約W170×D215×H17mm
- 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:○ オーブン:× 食器洗浄機:△
山田洋次(やまだようじ)について
焼き物の本場、信楽にて自宅兼工房を構える山田洋次さんは、1980年生まれの若手陶芸家。
小さい頃からものづくりに親しんでいたという山田さんは、信楽窯業試験場に通ったのち、
ロンドンにてさらに1年間、陶芸を学びます。
そして現在、スリップウェアというかつてイギリスの庶民の食卓で親しまれた陶器を、
日本の現代の生活にあうスタイルで提案しています。
本場イギリスの技法やエッセンスが、日本人である山田さんのセンスと融合して生まれた器たちは、
見事なまでに、自然に私たちの生活に溶け込みます。