しちなりかご
小:5,500円(税抜)
大:6,500円(税抜)
良質な竹が育ち、竹製品づくりが盛んな新潟県佐渡島で、
「七成篭(しちなりかご)」と呼ばれるこのかご。
ころんと胴が膨らみ、口がやや内側に向かって編み込まれています。
中のものがこぼれにくいそのかたちは、
海では魚や貝、海藻類を採ったり、山では野菜やキノコの採取に、
家の中なら小物入れなど、7通り以上にもなる(七成)ほど幅広く活躍したんだとか。
生活スタイルは随分と変わった今でも、
その万能なかたちは場所を変えて健在です。
「小」「大」と大きさは2種類。
「小」でも、じゃがいも、玉ねぎなど台所の野菜がごろごろたくさん入ります。
お客様用のタオルやリネンをまとめたり、スリッパの収納かごとしても。
たくさん収納して、目隠ししておきたいなら「大」がおすすめです。
天然素材である竹の表面には黒斑や色むらが見られ、
竹ならではのたくましさが感じられます。
胴部分にはしなやかで加工のしやすい篠竹を使用。
メグロ竹と呼ばれる、白く、より厚みのある竹を使用する縁は、
「矢筈(やはず)巻」という三つ編みのように見える巻き方で仕上げられており、
見た目の可愛らしさだけでなく、丈夫さも利点のひとつです。
あえて荒く編み上げた縁の下の部分の隙間は、
紐を通して腰や肩に引っ掛けても使えるように。
デザイン上のちょっとしたアクセントにもなっています。
ざっくりとした編み方、ころんとしたかたちに親しみの湧く「しちなりかご」。
かつて人々の生活に当たり前にあったかごは、
私たちの今の空間にもすっと馴染んで、役立ってくれます。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 篠竹、メグロ竹
- サイズ
- 小:約W250×D230×H150mm
大:約W350×D280×H200mm - 重量
- 小:約200g
大:約360g