長戸製陶所/陶彩窯

産地は愛媛県砥部町を中心とし、国の伝統工芸品にも指定されている砥部焼。
その伝統を継ぐひとり、長戸裕夢(ひろむ)さん。
平成元年生まれの裕夢さんは、京都での修行を経て、生家の「長戸製陶所/陶彩窯」の4代目として家業を継ぐことに。
ご両親ともに作陶家であり、それぞれに違った個性のある器をつくられるなか、
裕夢さんは江戸時代の頃の古砥部の文様を参考に描いた「染付古砥部文」シリーズの他、
地元のみかん農家から譲り受けたみかんの木の灰を釉薬に使用した焼きものなど、オリジナルの新作も手掛けています。