切立湯呑 (東屋)
朴とつとした姿、普遍性、流されない強さ。
そんな言葉が浮かぶような、「切立湯呑」は、気取りがなくて、どこか男性的。
毎日のお付き合いの中で、少しずつ絆が深まるような湯呑です。
釉薬は4種類、灰色がほんのり加わった「石灰」に、
柔らかい白色の「志野」、黒々とした「黒飴」と、
ザラっとした質感の、緑がかった「松灰」。
どれも伊賀で採れる素材を釉薬としたもので、自然の色の変化を映し出します。
土や釉薬の質感に表情を加えるのは、そこここに感じられる手仕事のあと。
「切立」の名前通り、見込み(湯呑の内側の底)はしっかり水平に、
そこから壁面が垂直にそそり立っています。
「小」は数を揃えて、来客用にしても、
もしくは「大・小」で夫婦茶碗ならぬ夫婦湯呑にしても素敵。
お揃いのお茶碗と一緒に食事の席に、くつろぎのお茶の時間に、
仕事のお供のたっぷりのカフェオレに……など、
用途を選ばず、肩肘張らず、日常に安心感をくれる湯呑です。
バリエーション&商品詳細
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「黒飴」の大と小。つやのある漆黒と、すとんと寸胴なかたちが、どっしり頼もしい印象です。
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「松灰」の大と小。他の3種類より、きゅっと焼き締まっている印象。緑色の濃淡など、ひとつとして同じ表情はありません。
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「石灰」の大と小。グレーがかった光沢のある釉薬を通して、伊賀の土のざらりとした表情が楽しめます。
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「志野」の大と小。やわらかい白色は、使ううちに少しずつ色付いて、自分だけの器に育つ楽しみがあります。
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底面は、スパッと切ったように真平ら。そこから垂直に側面が立ち上がっています。
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高台には釉薬がかかっていません。使用した後は、高台を上にしてしっかり乾かしてください。
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高台の外側に、ロゴが押してあります。
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「松灰」のみ、高台の裏にロゴが押してあります。
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真上から見たところ。上が「大」で、下が「小」。直径の大きさやかたちには、個体差があります。
- 材質
- 陶器(伊賀土)
- サイズ
- 大 :約φ80×H90mm
小 :約φ70×H75mm - 容量
- 大 :約350ml(満水)/約280ml(8分目)
小 :約250ml(満水)/約200ml(8分目)
※容量の計測方法について - 重量
- 大 :約270g
小 :約180g - 備考
- ※特に個体差が大きい商品ですので、サイズ、容量、重量は目安としてお考えください。
直火:× IH:× 電子レンジ:○ オーブン:× 食器洗浄機:×
東屋について
日本の素材を扱う、熟練の日本の職人とともに、「使い手」の立場に立った暮らしの道具をつくり出し、発信し続けている東屋。一切の妥協を許さない、東屋ブランドの道具たちは「大事に使えば、千年だってもつ道具」なのです。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- その他のご注意
>> 「松灰」については特に個体差があります。ザラッとしたのも、つるりとしたもの、黒点が多いもの、少ないものなど様々です。自然の釉薬の特徴をお楽しみください。
>> 底部分に、わずかながたつきが見られることがあります。
>> 釉薬のかかり具合によっては、裏面のロゴが隠れている場合がございます。
>>メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。
【ご使用になる前に】
>> 目の粗い伊賀の土を使用しているため、水が染み出るのを防ぐため、使用前には目止めを行ってください。目止めの方法についてはこちらをご覧ください。
【ご使用上の注意】
>> カビの発生を防ぐためご使用後はよく洗い、十分に乾燥させてから収納してください。
>> 高台部分とその周辺は釉薬がかかっていないため、洗った後は高台を上にし、よく乾かしてください。下に布巾などをかまして隙間をつくると、全体が空気に触れるようになります。
>> 「石灰」と「志野」は、使用しているうちに貫入が入り、色移りが目立ってくることがあります。味わいとしてお楽しみください。