※こちらの商品は取扱終了となりました。
レンゲ (輪島キリモト)
地の粉下地 上塗仕上げ 黒/本朱
:各18,000円(税抜)
拭漆仕上げ 黒/ベンガラ:各9,000円(税抜)
「使い勝手」。
どちらかというと月並みで、やや使い古された感じもするこの言葉。
正直、漆のレンゲを使って実感するとは予想外でした。
木や竹のカトラリーは、その素材感がまず大きな魅力ですが、
使い勝手に関してはどこか妥協することも多かったものですから。
多くの職人を抱えながら現代の生活にあう漆を発信し続けている「輪島キリモト」の「レンゲ」は、
文句も妥協もなしに、定番の座を射止めてしまいました。
プロダクトデザイナーの大治将典さんと共につくられたそのフォルムと、
引き立てあう漆の美しさは言うまでもありません。
「拭漆仕上げ」は、ほんのりと浮かび上がる木地の木目が見て取れます。
とろりとした漆の輝きと質感を楽しみたい方は、「地の粉下地 上塗仕上げ」のレンゲをどうぞ。
それぞれ2色からお選びいただけます。
しかし、本領発揮はここからなのです。
まず手にとってその軽さに驚きます。
二等辺三角形の持ち手の握りやすさ。そして木の柔らかい口当たり。
薄く仕上げられた縁から、食べ物がスムーズに口の中に運ばれてきます。
ステンレスや磁器などに比べて、熱伝導率が圧倒的に低いので、
熱々のスープでも、レンゲが熱くなることはないのですが、
油断して勢いよく口にするとヤケドの元。
ゆっくりと味わってください。
風邪をひいた家族のためにつくったお粥には、
もうこのレンゲを添えずにはいられません。
姿は上品ですが、程よい量をすくえるのも大事です。
改めて、手にとって、眺めてしまいました。
輪島キリモトとのコラボレーションは初めてではない大治将典さんが、
製作の機会をうかがっていたという匙類は、実はキリモトの得意分野。
その技術を最大限に引き出し、満を持して登場した「レンゲ」は、
使っていない時も、惚れ惚れして見てしまうそのスレンダーな姿。
カトラリースタンドにまとめて入れてしまったら、なんだかもったいない。
使わない時も、手で触れていたいような。
使った人だけが分かる、まさに一生ものの「レンゲ」です。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 朴(ほお)
- サイズ
- 約W180×D38mm
- 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:× オーブン:× 食器洗浄機:×
輪島キリモトについて
欧米では「japan」と言い表されるほど、日本を代表する工芸品、漆器。 その中でも最高級の日用品として親しまれているのが「輪島塗」です。
その輪島塗の伝統と技法を今に伝える「輪島キリモト」の歴史は、江戸時代にさかのぼります。元は塗師屋にはじまり、昭和初期に漆器木地屋に、そして三代目の輪島泰一氏により「輪島キリモト」が創設され、木地から漆塗りまでの一貫生産を行うようになりました。 その作品は、国内外で高い評価を受け、多くの賞を受賞しています。
また歴史や伝統を大切にしながらも、和菓子の「とらや」や「ルイ・ヴィトン」などと、ジャンルも国も越えたコラボレーションを行う柔軟さも持ち合せています。
「少しでも多くの人々に漆を知ってもらい、使ってもらえるものを創りたい」。そんな想いのもと、これからの日用品としての漆器作りを続けるブランドです。
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種類
価格: 9,900円
(税抜価格 9,000 円)
198ポイント進呈
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- >> 木地の加工から、下地、上塗りまで、すべての行程が1点1点手仕事によってつくられています。すべての商品の表情は異なりますので、ご了承ください。
>> 天然木の木目や節、漆のムラやにじみ、濃淡が見られます。味わいとしてお楽しみください。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。