いものケトル (鋳心ノ工房)
2012年グッドデザイン賞受賞の鋳心ノ工房の「いものケトル」。
なにかと不足しがちな鉄分を補給できることで注目の集まる鉄瓶の
「あったらいいな」を叶えてくれる、さすがのグッドデザインです。
例えば、鉄瓶は熱々のお湯を注ぐとき、鍋つかみが必要になるのが常識。
ところが「いものケトル」なら、取っ手とつまみが木でつくられているので、
素手で扱うことができます。
だから、持ち上げたり注いだりの動作がスムーズ。
ハンドルとつまみ部分は単品でも購入でき、付属のレンチで取り替え可能。
メンテナンスしながらずっと使い続けることができるのです。
さらにはIH調理器にも対応した平らな底面。
そして注ぎやすい三角形の注ぎ口。
鋳心ノ工房が拠点を置く山形鋳物の特徴でもある、
極力装飾を控えたシンプルなデザインだからこそ、たどり着けたかたちかもしれません。
外側はメラミン樹脂、内側は伝統技法である漆の焼付仕上げが施されています。
水道水のカルキをほとんど消すことができるのも鉄という素材ならでは。
まろやかで臭みのない、美味しい白湯やお茶を楽しめるので、
鉄分補給の必要無い人にもおすすめです。
使い勝手だけでなく、そのかたち、そして効果。
さらに、毎日使うことで錆びにくくなるうえ、艶も生まれ、佇まいに味わいが増します。
すべてに渡って毎日を楽しく助けてくれる鉄瓶なのです。
バリエーション&商品詳細
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
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底は平らにデザインされているので、IH調理器や電熱器でもお使いいただけます。
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外側の表面は、モダンなデザインに合わせて、シャープな仕上がりのメラミン樹脂による焼付塗装が施されています。
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ハンドルは倒れるので、コンパクトに収納できます。
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蓋のつまみも木製。ハンドル同様、取り付け用のネジの頭部をあえて見せるデザインにし、付属のレンチを使って取替え可能につくられています。
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底にはデザイナーである増田尚紀氏の「尚」のマークが刻まれています。
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鉄鋳物と木の組み合わせで、使いやすさとデザインを追及した「いものケトル」は、2012年度「グッドデザイン賞」を受賞しました。
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付属の六角レンチ。ハンドルと蓋のつまみのネジに対応しています。
- 材質
- 本体:鋳鉄
ハンドル、つまみ:ホワイトオーク - サイズ
- W188×D148×H184mm (蓋のつまみまでは約H125mm)
- 容量
- 1.4ℓ(満水)/0.98ℓ(7分目)
※容量の計測方法について - 重量
- 約2000g
- 付属品
- レンチ 1本
- 備考
- 直火:〇 IH:〇 電子レンジ:× オーブン:× 食器洗浄機:×
鋳心ノ工房(ちゅうしんこうぼう)について
鉄の鋳物産業において、岩手の南部鉄器と並んで称される山形鋳物。
950年の歴史を持ち、起源は平安時代に遡ると言われるその技術は、
特に土地特有の砂からつくられる、きめ細やかな鋳肌と薄さが特徴です。
鋳心ノ工房は、クラフトデザイナーの芳武茂介(よしたけ もすけ)氏に師事した
鋳金家でありデザイナーの増田尚紀(ひさのり)氏が1997年に設立。
山形鋳物の伝統美を活かしつつ、
日々の暮らしに潤いを与えるユニバーサルなデザインを提案し続けています。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- >> ハンドルと蓋のつまみは木製です。木目や色には個体差がありますが、製品使用となります。
>> ハンドルを動かすと、本体と擦れて細かな木屑が出てくることがあります。
>> ハンドルの本体に接している部分に、製造時や摩擦による傷が見られます。
>> 鉄鋳物の耐久性と比べれば、木は消耗度が高いので、長年使用していくうちに交換が必要になります。
>> 蓋の空気穴に、鉄の突起(バリ)が見られる場合があります。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。
【使用上のご注意】
>> 同封の取扱説明書をよく読んでからご使用ください。
>> 炭、弱火のガス、石油ストーブ、IH調理器などで使用できますが、硫黄分が含まれる練炭や豆炭は、鋳肌が荒れてしまうため避けてください。
>> 側面のメラミン樹脂塗装が焼けるのを防ぐため、ガス器具で使用する場合は、炎が側面に当たらないよう火加減を調整してお使いください。