蕎麦猪口 (大日窯)
骨董好きが蕎麦猪口から始まる……というのは、
見ていて楽しいからに違いありません。
かたちや大きさに大差がないので整然と置きやすく、
ほとんどに模様が描かれていて、
並べて飾るとやはり見応えがあります。
有田焼の産地で唯一、日本民藝協会が指定する民藝の窯元、
大日窯の「蕎麦猪口」の模様はすべて手描きでなされています。
そのせいか、全部で6種類の柄は、どれも温かい気持ちにさせるものばかり。
素朴な「野菊」、どこかレトロモダンな雰囲気を醸す「ねじり紋」、
赤絵がポイントになる「丸紋つなぎ」、チェック柄のような「格子 青」、
勢いのある「剣先」、そして均等に描くのが難しいという「線引 青」。
やはり、幾つか並べて楽しみたくなります。
眺めていて楽しいだけでなく、とにかく用途が広いのも魅力。
ロックグラスに。向付け用の鉢に。
大日窯の「蕎麦猪口」は、オーブンでも使用できるので、プリンや茶碗蒸しにも。
日々心置きなく使える丈夫で使いやすい器こそ、
気持ちが喜ぶものを使いたいですね。
いくつもコレクションをお持ちの方も、これからの方も、
その愛らしさについ手が伸びてしまうことでしょう。
バリエーション&商品詳細
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「野菊」。表と裏の2面に染付けによる菊の花が描かれています。素朴で可愛らしい絵柄です。
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「格子 青」。シンプルな線模様ですが、染付けの濃淡に味わいがあります。
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「線引 青」。線の太さと間隔を均一にしながら一周線を引くには、熟練の技術と勘が要される柄です。
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「剣先」。刀剣の先のとがったかたちをモチーフにした柄です。呉須の濃い部分がアクセントになっています。
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「丸紋つなぎ」。素焼きに青い呉須で染付けを施した後、釉薬をかけて焼成。その後、赤い絵具で赤絵を施し再び焼成する手間がかかった柄です。
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「ねじり紋」。ゆらゆらとした線模様に見入ってしまう、個性的な柄。線の太さやねじれ具合が様々で、大らかな印象です。
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高台裏にロゴが描かれています。
- 材質
- 磁器
- サイズ
- 約φ75×H65mm
- 容量
- 約170ml(満水)/約136ml(8分目)
※容量の計測方法について - 重量
- 約135g
- 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:〇 オーブン:〇 食器洗浄機:〇
大日窯について
有田焼では唯一の、日本民藝協会が指定する民藝の窯元です。
昭和33年(1958年)に初代窯主が有田町に開窯して以来、息子、孫とその技と材料は引き継がれています。
現在では三代目窯主・久保博志さんが成形を行い、母親である久保トシエさんが絵付けをしています。
そして17時間焼成されてできあがる器たち。
伊万里焼の時代から受け継がれる技を追求しながら、今の生活に活きる民藝の器として、作陶を続けています。
※こちらの商品は、在庫限りで生産終了予定です。再入荷はございません。
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柄
価格: 1,760円
(税抜価格 1,600 円)
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- >> ひとつひとつ手作業で行っているため、サイズやかたち、厚さ、色、風合いなどにはかなりの個体差があります。手仕事ゆえの味わいとしてお楽しみください。
>> 柄の配色や配置、大きさ、濃淡、色ムラなどは、手仕上げのため、すべて異なりますのでご了承ください。
>> 染付けは一部茶色く見える部分がありますが、製品仕様となります。
>> 高台の裏に着色が見られることがあります。
>> 底面にがたつきがある場合があります。
>> 気泡による穴が見られる場合があります。
>> 土の小さな塊や、それが取れたことでできる小さな穴、引っかき傷のような跡が見られることがあります。また他にも製作中についた凹凸が見られることがあります。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。