干支のぬいぐるみ (真工藝)
木版手染という手法でつくられ、やさしい色合いが魅力の「干支のぬいぐるみ」。2024年の干支である「辰(たつ)」。鱗には模様が描かれており、紫雲に乗っている姿は貫禄を感じられます。手前から「仔」、「親」
おじいちゃんやおばあちゃん、お孫さんなどそれぞれの干支を団らんの中心に。
鮮やかな色合いで目に楽しく、話も弾みそうです。上から時計回りに「親 未」、「親 酉」、「親 戌」
ふとしたときに目に留まるとなんだか心がなごむかわいらしさ。
軽くて小さいぬいぐるみなので、デスク回りに飾っていても邪魔になりません。「親 子」を使用
十二支すべて揃うと、一段と華やか。 干支それぞれの絵柄の違いを見比べるのも楽しみの一つです。すべて「親」
「仔」は、あどけない表情に思わず笑みになってしまうかわいらしさ。
左から「仔 酉」、「仔 辰」、「仔 寅」
「仔」を十二支並べると、愛くるしさいっぱい。
縁起のいいぬいぐるみは、1年中飾っておきたくなります
独自に開発した木版手染という手法で染めた布を手縫いし、籾殻を詰めて仕上げています。 木版ならではのにじみとかすれは一体一体違い、唯一無二の味わいを生み出しています。「戌」を使用
「親」の方が「仔」より大きくつくられています。左が「親 戌」で右が「仔 戌」
どの動物も両手に収まる大きさ。 木綿に籾殻がふっくらと詰められていて、ころんとかわいらしいかたちをしています
「親」よりさらに小粒な「仔」たち。十二支揃えても場所は取りません
版画が生活に根づいた岐阜県飛騨高山にて、
独自に編み出した木版手染という手法で
彩り豊か、それでいてやさしい色合いの
ぬいぐるみを製作している「真工藝 (しんこうげい) 」。
一つの版木に模様を深く彫り、
布の伸縮でズレないよう一度にすべての色をのせて刷ります。
高温で蒸して色を定着させたら、
もみ殻を詰めながら一針一針手で縫い合わせて完成。
自然と現れるにじみやかすれが個性になり、
ぬいぐるみをより表情豊かに見せてくれます。
各干支ごとに色とりどりの植物や小道具も一緒に描かれていて、
お正月はもちろん、1年中飾っておきたくなる
かわいらしい「干支のぬいぐるみ」です。
「親」と「仔」があり、
「仔」は「親」よりも二回りほど小さく、あどけない表情。
親子を仲よく並べて飾るのも、微笑ましくておすすめです。
どれも、籾殻がぱんぱんに詰まって、手に持って心地よく、
見た目にもほっこり癒されてしまう顔ぶれ。
干支に関係なく、手元に置きたくなること必須です。
誰かの干支にちなんで、プチギフトにしても喜ばれるはず。
【親】
「親 子」を前と後ろから見たところ。飛騨の赤カブを抱えた白鼠で表現しています。今にも「チュウ」と鳴きそうな表情です。白い尻尾もついています。
「親 丑」を横と上から見たところ。赤・黄・紫と鮮やかな草花が咲きほこる牧場で、のんびり座り込んでいるイメージ。角も耳もきちんとあって、耳の内側が赤いのもポイントです。
「親 寅」を横と上から見たところ。困ったような、怒ったような表情です。黄色の地に黒の筋が入った背中と同様の模様のついた尻尾も、ピンっと背中についています。
「親 卯」を横と上から見たところ。卯にちなんだ野草の兎菊(うさぎぎく)やななかまど、岩梨などが描かれています。長い耳と目が赤く、のんびりした姿がかわいい野兎です。
「親 辰」を横と上から見たところ。日本三大美祭の一つ「高山祭りの屋台(龍神台)」の木彫をヒントにしたのだとか。角に鱗もしっかり模様になっています。紫雲に乗っていて、貫禄も十分。
「親 巳」を前と後ろから見たところ。蛇苺(へびいちご)の草むらで遊んでいるところでしょうか。後ろには、子ども巳が隠れています。
「親 午」を横と上から見たところ。江戸初期に名を馳せた彫刻師である左甚五郎の「稲食馬(高山市の水無神社に祭られている黒い馬の象)」を参考にデザインされています。
「親 未」を横と上から見たところ。花が咲き乱れ一際カラフルです。色とりどりの花園でうっとりした表情をしています。
「親 申」を前と後ろから見たところ。子ザルが抱っこされているのが見えます。後ろには、山ぶどうの実と蔦、そして真っ赤なお尻も。
「親 酉」を横と上から見たところ。まるで昇る朝日のようなオレンジ色で、田んぼで稲や穀物を食べている地鶏をイメージしてつくられています。立派なトサカと尾から察するに、雄鶏かもしれません。
「親 戌」を横と上から見たところ。垂れ耳が愛嬌のあり、赤い実のなる犬たでと赤い花のチャンチャンコを羽織っています。
「親 亥」を横と上から見たところ。爽やかな緑の笹を踏み分けて猪突猛進する様子が描かれていて、疾走感があります。
【仔】
「仔 子」を横と上から見たところ。赤いリボンで束ねられた稲穂を背負い、「俵のねずみが米食ってチュウ」というフレーズの童歌からイメージしてつくられています。
「仔 丑」を横と上から見たところ。飛騨の黒毛和牛の仔がモチーフ。和牛の仔牛は少し赤みがかった茶色をしています。
「仔 寅」を前と後ろから見たところ。前足を揃えて座り、やんちゃな顔で笑っています。長い尻尾は体の横に縫いつけてあります。
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「仔 卯」を横と上から見たところ。体に描かれた花は、「親 卯」と同じく、卯にちなんだ兎菊、ななかまど、岩梨など。丸い顔が愛らしい佇まいです。
「仔 辰」を横からと上から見たところ。小さな羽根が生え、今にもパタパタ舞い上がりそう。頭には小さな角もついています。
「仔 巳」を前からと後ろから見たところ。頭が二つある双頭の巳です。昔から幸運を呼ぶ遣いとして珍重されてきたとか。体には蛇苺が描かれています。
「仔 午」を横からと上から見たところ。仔馬は「駒」と呼ばれることから、「瓢箪(ひょうたん)から駒」にちなみ、赤い鞍には無病息災の象徴である瓢箪が描かれています。
「仔 未」を横からと上から見たところ。マザーグースの「メリーさんの羊」をテーマにつくられ、金髪で目がぱっちり。胸元にたなびく赤いリボンには、歌のメロディが描かれています。
「仔 申」を前からと後ろから見たところ。親のワインを飲んで赤ら顔をしているいたずらっこの仔申。背中には山葡萄と赤いお尻も見えています。
「仔 酉」を横からと上から見たところ。わすれな草とアカツメクサが咲く草むらから、殻を破って生まれたところをイメージしてつくられました。
「仔 戌」を横からと上から見たところ。「親 戌」同様、赤い実のなる犬たでと赤い花のちゃんちゃんこを羽織っていますが、ちゃんちゃんこの色が若々しい青色です。
「仔 威」を横からと上から見たところ。ウリ坊らしくウリ柄におめでたい梅が描かれています。
【親と仔】
「子」の親子。左が「仔 子」で右が「親 子」。
「丑」の親子。左が「仔 丑」で右が「親 丑」。
「寅」の親子。左が「仔 寅」で右が「親 寅」。
「卯」の親子。左が「仔 卯」で右が「親 卯」。
「辰」の親子。左が「仔 辰」で右が「親 辰」。
「巳」の親子。左が「仔 巳」で右が「親 巳」。
「午」の親子。左が「仔 午」で右が「親 午」。
「未」の親子。左が「仔 未」で右が「親 未」。
「申」の親子。左が「仔 申」で右が「親 申」。
「酉」の親子。左が「仔 酉」で右が「親 酉」。
「戌」の親子。左が「仔 戌」で右が「親 戌」。
「威」の親子。左が「仔 威」で右が「親 威」。
バリエーション&商品詳細
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
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一つ一つ手作業でつくられているので、大きさや絵柄のかすれなど個体差があります。一期一会をお楽しみください。
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底面に「真工藝」と書かれたシールが貼られています。
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「メリーさんの羊」をモチーフにつくられた「仔 未」だけは、底面のシールが特別仕様です。
- 材質
- 綿、籾殻
- サイズ
- 親 子:約W55×D55×H100mm(尾を含まず)
親 丑:約W140×D55×H70mm
親 寅:約W130×D55×H60mm(尾を含む)
親 卯:約W105×D60×H65mm
親 辰:約W100×D55×H70mm
親 巳:約W95×D70×H50mm
親 午:約W110×D50×H120mm
親 未:約W115×D55×H70mm
親 申:約W70×D50×H90mm
親 酉:約W110×D55×H90mm(尾を含む)
親 戌:約W105×D45×H60mm
親 亥:約W120×D55×H60mm
仔 子:約80×D45×H50mm(尾を含まず)
仔 丑:約115×D50×H50mm
仔 寅:約50×D50×H70mm(尾を含まず)
仔 卯:約80×D50×H50mm
仔 辰:約90×D45×H70mm
仔 巳:約70×D45×H65mm
仔 午:約90×D40×H75mm
仔 未:約90×D45×H50mm
仔 申:約60×D50×H70mm
仔 酉:約75×D40×H55mm
仔 戌:約85×D40×H40mm
仔 亥:約85×D40×H40mm
- 重量
- 親 子:約35g
親 丑:約50g
親 寅:約40g
親 卯:約45g
親 辰:約40g
親 巳:約35g
親 午:約60g
親 未:約50g
親 申:約35g
親 酉:約30g
親 戌:約35g
親 亥:約40g
仔 子:約20g
仔 丑:約25g
仔 寅:約20g
仔 卯:約20g
仔 辰:約20g
仔 巳:約20g
仔 午:約20g
仔 未:約20g
仔 申:約20g
仔 酉:約15g
仔 戌:約20g
仔 亥:約20g
- 備考
- 洗濯機:× 漂白剤:× 自然乾燥:× タンブラー乾燥:×
アイロン:× ドライクリーニング:×
真工藝(しんこうげい)について
岐阜県は飛騨高山に工房を構える「真工藝 (しんこうげい) 」。
豊富な木材に恵まれたこの地域では、木を使った版画文化も生活の中にあり、
人々にとって身近な存在なのだとか。
その版画の技術を活用して、真工藝が独自に編み出したのが木版手染という手法。
1色ずつ染め上げる一般的な型染めと違い、全ての色を版木に差してから一気に染めつけます。
それも、伸縮性のある布に均一に模様を描くための工夫。
その後は高温で蒸して色止めした布の中に籾殻を詰めて縫い合わせます。
終始手作業で出来上がるぬいぐるみのシリーズは、
籾殻の手触りと重み、そして多色使いでありながら落ち着いた色彩が魅力です。
国籍を問わない民芸品、といった風情。和洋どちらの空間にも、すんなり馴染みます。
>> つくり手/ブランドについてもっと詳しく