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尾崎人形 (高柳政廣)


  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    赤、黄、青と色鮮やかでかわいらしい「鳩笛」は、棚に飾るだけで空間が華やかに。手前から「小」、「中」を使用

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    机回りに置いて、ふとしたときに目に留まると、その表情になんだか肩の力が抜けてしまいそう。左から「お相撲さん」、「鯛恵比寿」を使用

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    ぱっちりとした目が印象的な「ネコ」は、シンプルな色味で部屋にもすんなり馴染みます

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    高柳さんのアイデアで生まれ、有明海に生息するムツゴロウがモチーフに。 とぼけた表情の「ムツゴロウ」は、愛嬌のある表情で、ほっこりとした気分にさせてくれます

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「鳩笛」や「タイ」、「ムツゴロウ」は、笛になっています。吹き口に空気を吹き込むとほーほーとこもったようなやさしい音が響きます

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「お相撲さん」、「鯛恵比寿」、「ネコ」は、振ると音が鳴る土鈴です。写真は「ネコ」の底面。長方形に空いている穴から音が聞こえます

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    色とりどりの「尾崎人形」は、手に持つとざらりとした肌触りで、土のあたたかみが感じられます

手の平に、ざらりと心地よい刺激。
ころりと小さなタイやネコ、ひょうきんな表情のムツゴロウ、
くりっとした眼の鳩。
どれも愛嬌のある表情が魅力の土人形「尾崎人形」は、
佐賀県神埼市尾崎西分地区の郷土玩具です。

もともとは、有田や伊万里に先駆けてつくられたという陶磁器、尾崎焼。
1281年の元寇の際に捕虜になってこの地区に連れてこられた蒙古軍の兵隊が
人形を模った笛をつくり、遠い祖国を偲んで吹き鳴らしたのがはじまりだそうです。
だからでしょうか、祖国を偲ぶその笛は、どこか寂しげな音がします。

その後、土人形づくりの技術は、地元民に伝わり、
尾崎焼とともに尾崎人形は広く知られることになりましたが、
人形づくりは一時途絶えた時期もありました。
現在継承しているつくり手の高柳政廣(たかやなぎまさひろ)さんは、
伝統を守りつつ、新たな人形を開発したり、
これまで使っていたものから、発色のいいアクリル絵の具に変えたりと、
人形の魅力を深めるために改良を怠りません。

人形は笛になっているものと、鈴の2種類があります。
息を吹き込むと、ほーっほーっとやさしい音色を奏でる笛は、
「鳩笛」と「タイ」、「ムツゴロウ」。
代表的な「鳩笛」は、地元では親しみを込めて「テテップゥ」と呼ばれています。
「お相撲さん」、「鯛恵比寿」、「ネコ」には、
中に土の塊が入っていて、コロンコロンとやわらかい音がします。

肩の力の抜けた、その佇まい。
どれも自立するので、置物として玄関やデスクに飾れば、
ほっこりとした時間を演出してくれます。

バリエーション&商品詳細

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  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「鳩笛」を正面から見たところ。斜めを向いているのは、捕虜になった蒙古軍たちの祖国の方向を向ているからだそう

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「鳩笛」を横から見たところ。サイズによってかたちも若干異なります。左から「小」、「中」、「大」

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「鳩笛」の底面。尻尾の辺りに空いている穴から音が出ます。写真は「中」を使用

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「お相撲さん」を正面から見たところ

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「お相撲さん」を横から見たところ

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「お相撲さん」の後ろ姿。まわしやお尻も色づけされていて、なんともかわいらしい姿です

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「お相撲さん」の底面。長方形に空いている穴から音が鳴ります

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「タイ」を表側を見たところ。尻尾の部分に空いている穴から音が出ます

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「タイ」の裏側。表側とは穴が空いている以外、配色やかたちなど同じです

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「鯛恵比寿」を正面から見たところ

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「鯛恵比寿」の後ろ姿。恵比寿様が鯛にまたがっている様子がよくわかります

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「鯛恵比寿」の底面。音が聞こえる穴が空いています

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「ネコ」を正面から見たところ。赤い首輪がチャームポイントになっています

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「ネコ」の後ろ姿

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「ネコ」の底面。穴から音が聞こえます

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「ムツゴロウ」の表面。裏面も同じように色つけが施されています

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    「ムツゴロウ」の底面。尾のあたりには、音が出る穴があります

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    どの人形にも「尾崎人形」という文字が刻まれています

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    一つ一つ色づけされているため、同じ人形でも表情はさまざま。一期一会をお楽しみください

  • 材質
  • 陶器
  • サイズ
  • 鳩笛 小:約W80×D40×H60mm
    鳩笛 中:約W60×D120×H90mm
    鳩笛 大:約W145×D70×H120mm
    お相撲さん:約W45×D30×H95mm
    タイ:約W65×D35×H40mm
    鯛恵比寿:約W85×D40×H75mm
    ネコ:約W80×D55×H70mm
    ムツゴロウ:約W90×D40×H50mm
  • 重量
  • 鳩笛 小:約93g
    鳩笛 中:約190g
    鳩笛 大:約320g
    お相撲さん:約113g
    タイ:約70g
    鯛恵比寿:約117g
    ネコ:約170g
    ムツゴロウ:約87g
高柳政廣(たかやなぎまさひろ)さんについて

「伊万里」、「唐津」、「有田」など焼物の産地として知られる佐賀県で、
実はそれらよりも長い歴史を持つといわれている「尾崎焼」をご存知でしょうか。
1281年の元寇の際に捕虜になった蒙古軍の兵隊が人形を模った笛をつくったのが「尾崎人形」のはじまりで、
人形づくりには「尾崎焼」の器などに使った粘土の余りを活用していました。
一度はすべての窯元が廃業し、途絶えてしまった火を再燃させたのが1990年のこと。
「尾崎焼保存会」とつくり手・八谷至大(はちやよしお)さんの努力によるものでした。
その八谷さんも2006年に亡くなり、
今ではその後を継いで伝統の火を守るのが高柳政廣(たかやなぎまさひろ)さんです。
伝統的な手法や鳩笛、水鳥といった定番のモチーフ以外にも、
干支の動物や佐賀県が面する有明海のシンボル・ムツゴロウなど、新しい作品も生み出しています。
発色の鮮やかなアクリル絵の具や、ざらりとした触感が楽しい土など、
独自の工夫を加えて、尾崎人形づくりを進化させています。
2020年より新たに継承者として加わった城島正樹(じょうじままさき)さんと共に製作を続けています。

  • ご購入の前に知っておいていただきたいこと

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  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    一つ一つ手作業でつくられているため、笛の吹き口のかたちは人形によってさまざまです

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    気泡による細かい穴や、製作過程で生じた凹みが見られることがあります

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    気泡による細かい穴や、製作過程で生じた凹みが見られることがあります

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    制作時についた土の凹凸が見られる場合があります。欠けではありませんので、ご了承ください

  • 尾崎人形 (高柳政廣)

    一つ一つ手作業で色づけされているため、塗ムラなどが見られる場合があります。また、製作時についた土の凹凸があるものがあります。

  • その他のご注意
    >> わずかながたつきが見られることがあります。
    >> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。

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