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米とぎざる (栗山商店)


  • 金属のざるより当たりがやわらかい竹製だから、お米をやさしく研ぐことができます。
    「小」を使用

  • 水切れがよく、深さもあるので、広がってかさばる葉物の水洗いや水切りにもぴったり。
    「大」を使用

  • 足つきで風通しがいいから、野菜の保管や布巾の収納にもおすすめです。
    左が「小」で、右が「大」

  • 底から水は勢いよく流れ出ますが、米粒は落ちません。
    水切れがいいから、米がぬかくさくならず美味しく研げるのです。「小」を使用

  • 幅広のひごが底の中央で、まるで菊の花のように編み込まれています。
    「菊底編み」という技法で、丈夫で水切れのいいざるに仕上がります。左が「大」で、右が「小」

  • 「栗山商店」の「米とぎざる」は、足つきなのも特徴の一つ。
    シンクとの間に隙間ができるから、水が流れやすくなります。左が「大」で、右が「小」

  • ころんと深さのあるかたち。左が「大」で、右が「小」です

 

まずはそのかたちに惹かれました。
三つの脚がついた底面は広く、安定感のあるかたち。
細部まで見ると、ひごの細さが驚くほど揃っています。
佐賀県武雄市の「栗山商店」が、地元の淡竹を使ってつくる「米とぎざる」。
竹ひごの仕上がりが竹細工そのものの仕上がりを左右すると言いますが、
実物を見るとよく分かります。
切ってきた竹を煮て、乾燥させ、割った後に節を削り取り、
きれいに整えられた細いひごが
一粒の米もこぼれないよう隙間なく整然と編まれている姿。

横に渡す細い竹ひごは、
縦に通った比較的幅広の竹ひごの間を縫う様に編まれています。
その幅広の竹ひごが底面で交差してでき上がる模様を「菊底編み」と言い、
丈夫なうえ水切れもいいのが特徴です。
さらに、ざるの側面ではひごを平たく使っているのに対し、
底面になるとひごを立てて編むことで、より水切れよく丈夫になるのだとか。

同店のアイデアでつけた脚のおかげで接地面との間に隙間が生まれ、
より清潔感が出ました。
実際にお米を研いでみると、金網のざるよりも当たりがやわらかいのを指先で実感できます。
ならば、米粒が砕けにくく、お米が喜ぶのも納得です。

サイズは、「大」と「小」の2サイズあります。
4人家族分の米とぎなら「小」でも十分。
足つきで風通しがいいので、
例えば野菜入れとして使ったり、ハンカチやタオル、布巾など、
普段使いの布ものを縦に並べて収納したり……と考えると、
収納力のある「大」も活躍してくれそうです。

淡竹ははじめは青々としていますが、経年変化とともに飴色に変化します。
美味しいご飯の記憶の傍らにいつもいてくれるような、
さりげなく、愛おしい道具です。

バリエーション&商品詳細

クリックで拡大画像をご覧いただけます。

  • 「小」に米5合を入れたところ。米とぎに使うなら、「小」で十分な大きさです

  • 内側には、ごつごつしていない竹の内側の部分が使われていて、当たりがやわらかくなっています

  • 足は三脚、三方についています

  • 横に渡されているひごは、側面はヒゴを平たく使い、底面はひごを立てて編まれています。そうすることで、より水切れよく丈夫に仕上がります

  • 材質
  • 竹 佐賀県産(無塗装)
    >> お手入れについてはこちら
  • サイズ
  • 小:約φ210×H135mm
    大:約φ245×H145mm
  • 重量
  • 小:約130~140g
    大:約175~190g
  • 備考
  • 直火:× IH:× 電子レンジ:× オーブン:× 食器洗浄機:×
栗山商店について
 

佐賀県の武雄市。大手コーヒーチェーンの入った図書館や、
先端デジタルアートのフェスティバルなど、革新的な取り組みで話題の街です。
竹細工の栗山商店は、その武雄市の西川登地区で伝統的なものから
現代の生活に沿った新しいかたちまで手がけています。

国内で竹の産地といえば九州のイメージですが、
武雄市西川登地区ももれなくその自然の恩恵を受けて来ました。
地元で採れる素材で必要な道具を自前でつくっていたものが、農家の副業となり、産業として発展。
今ではプラスチックの需要に押され、つくり手も減ってしまいましたが、
後継者を見つけるまでは元気につくり続けたい、というのは栗山さんの言葉。

伝統的に、竹の調達から竹ひごづくりまでを男性が行い、編む作業は女性が行ってきたそう。
栗山商店でもその伝統に従い、編む作業は奥さんが、そして最後の成形はまた旦那さんが仕上げます。
夫婦二人三脚ででき上がる栗山商店の竹細工は、
何といっても愛情のこもった、丁寧な仕事ぶりが伝わってくるのが魅力です。

 

※こちらの商品は生産体制が整っていないため、入荷にかなりの時間がかかってしまっています。
お待たせして大変申し訳ございませんが、何卒ご理解ください。

  • ご購入の前に知っておいていただきたいこと

    クリックで拡大画像をご覧いただけます。

  • 天然の竹を使用しているため、ささくれやトゲがある場合があります

  • 天然の竹を使用しているため、ささくれやトゲ、竹を曲げている部分や底面を中心に、細かな割れやたわみが見られることがあります。ヒゴの端が飛び出ていることもあります

  • 縁の巻きと巻きの間に隙間がある場合があります。また、その間から針金が見えている場合もあります

  • 縁の巻きと巻きの間に隙間がある場合があります。また、その間から針金が見えている場合もあります

  • 天然素材を用いて手作業でつくられているため、かたちのゆがみ、色やサイズ、重量の違い等があります

  • 天然素材を用いて手作業でつくられているため、かたちのゆがみ、色やサイズ、重量の違い等があります

  • その他のご注意
    >> 節、ムラ、黒点や斑点等があります。また、竹の表面が剥がれた箇所などがあります。これらは自然素材ゆえの特性です。不良品ではありませんのでご理解ください。
    >> 底面にがたつきがあったり、重心によっては、平面に置いたときに面に水平にならず傾く場合があります。
    >> 取扱説明書やブランド紹介などは同梱されておりません。予めご了承ください。
    >> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。

    【使用上のご注意】
    >> 洗う際はスポンジをご使用ください。食器用洗剤をお使いいただいても構いません。その際にはしっかり洗い流してください。
    >> 竹の繊維は水分を吸収しやすく、ぬれた状態が続くとカビの発生などの原因になります。長時間水に触れる使い方は控えてください。
    >> 洗ったあとは水をしっかりと拭き取り、日陰の風通しのいいところで乾燥させてください。通気性のいい場所で保管してください。
    >> 直射日光のあたる場所や乾燥の著しい場所でのご使用はお避けください。反りや割れにつながることがあります。
    >> 竹は糖分を含んでいるため、虫が発生することがあります。素材の内部に潜んでいる虫は事前の発見が困難で、虫の発生によって小さな穴から白い粉が出る場合もあります。自然素材の風合いを大切にしていることから、殺虫剤などを使用しておりませんので確実に防ぐことが難しい状況です。万一、商品に白い粉や虫が発生した場合は、熱湯(60℃以上)を該当部分にかけて熱処理ししっかりと乾かせば、通常通りお使いいただけます。
     

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