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鉢 チチチャン (ノモ陶器製作所)


  • 「5寸」は1人分のスープボウルにちょうどいいサイズ。
    口が広いのでスプーンを差し込みやすく、ごろっと大きな具もすくいやすいのです。「呉須釉」を使用

  • 「4寸」は、少し小ぶりな飯碗としても活躍してくれます。
    しっかり高台があるので、熱々のごはんをよそっても大丈夫。「コバルト釉」を使用

  • 「4寸」にヨーグルトゼリーをたっぷりよそって。シンプルなデザートも、縁の柄が引き立ててくれます。
    手前が「緑釉」で、奥が「コバルト釉」を使用

  • 「5寸 緑釉」でところてんを。爽やかなミントグリーンの緑釉が爽やかで、目にも涼し気です

  • 全部で3色。左から時計周りに、「コバルト釉」、「緑釉」、「呉須釉」

  • 側面の凹凸のある模様は、やちむんの伝統的な装飾方法「いっちん」によるもの。
    スポイト型の道具を使い、泥漿(でいしょう)を絞り出して模様を描いています

  • 左が「4寸」で、右が「5寸」。「4寸」は「緑釉」、「5寸」は「コバルト釉」を使用

 

その名も姿かたちも可愛い「鉢 チチチャン」が、
沖縄の読谷村(よみたんそん)で作陶する野本周さんの「ノモ陶器」より届きました。

鉢の底に描かれた点々の花模様。 沖縄の言葉で、「つつく」動作を指すことから、
花びらを突くようにして描く印花紋を意味するようになったのだとか。
今回届いた鉢も、底にはチチチャンが手描きで施されています。

豪快にたっぷりとかけられた釉薬は、時にはみ出るほど。
色は野本さんお得意の明るいミントグリーンの「緑釉」、
鮮やかな藍色の「コバルト釉」、落ち着いた薄墨色の「呉須釉」。
呉須釉に含まれる金属は、焼きあがると
まるで星のように薄墨色を背景にキラキラと散らばる様子が
ロマンチックでもあります。

スポイト型の道具を使い、泥漿(でいしょう)を絞り出して模様を描く
「いっちん」と呼ばれる手法で
ノモ陶器オリジナルの唐草模様が描かれている側面。
滑りにくくなり、手のひらで包み込んだ時の感触が楽しいのです。
何より立体的なシルエットは、ぐっと華やか。

飯碗やデザートカップにしても程よい「4寸」と、
夜食の小うどんや小どんぶりに、
スープやシリアルボウルとしても使える「5寸」の2サイズ。
高台が広くしっかりしていて、深すぎないどんぶりは、
スプーンでもすくいやすく、用途は軽々と和洋を超えます。

色鮮やかなトマトスープから、
豚肉の角煮、ところてんにヨーグルトゼリーと言った地味な色味のいつもの料理も、
しっかり馴染んで、元気に美味しそうに見せてくれるのがチチチャン。
シンプルな食材ほど、相性はいいようで、
白磁の器と真逆の存在感を醸しながら、使い勝手では互角とも言えます。

毎日ついつい手が伸びるのは、大らかな存在、安定感に惹かれるから。
お手頃なのも魅力です。
それぞれに違った魅力のある釉薬だから、
色違いで揃えておきたくなりますね。

バリエーション&商品詳細

クリックで拡大画像をご覧いただけます。

  • 裏側の高台底は無釉になっています。ふせた状態だと、四方に「いっちん」による模様が見えます

  • 真横から見たところ。深過ぎず口広で、いろいろな用途に使いやすいかたちです

  • すべて手作業で、おおらかに伸びやかにつくられています。かたちや大きさ、柄の様子など、1点1点異なる個性が楽しいのです

  • 「呉須釉」は、中に含まれる金属成分が点となって表面に出ている場合があります。薄墨色を背景にキラキラと散らばる様子が星屑のようです

  • 同じ大きさ同士を重ねると、収納もコンパクトです

  • 釉薬に入るヒビ・貫入が見みられるものもあります。最初に使用する前に、目止めを行うとにおいや色移りの防止になります。また、毎回使用前に水やお湯にくぐらせ、長時間汁気の多いものを入れたままにしないようにしてください。詳しくは、こちらをご覧ください。

  • 材質
  • 陶器
    >> お手入れについてはこちら
  • サイズ
  • 4寸:約φ125×H52mm
    5寸:約φ160×H56mm
  • 容量
  • 4寸:約270ml(満水)/約216ml(8分目)
    5寸:約500ml(満水)/約400ml(8分目)
    ※容量の計測方法について
  • 重量
  • 4寸:約240g
    5寸:約390g
  • 備考
  • 直火:× IH:× 電子レンジ:× オーブン:× 食器洗浄機:×

※特に個体差が大きい商品ですので、サイズ、重量は目安としてお考えください。

ノモ陶器製作所について
 

沖縄の焼き物を代表する壺屋焼の拠点であった読谷村(よみたんそん)にノモ陶器製作所はあります。
同じ読谷村にある「陶芸 城」で修行した後に独立した、野本周さんが1人で切り盛りする自宅兼工房。
独立後も、同じ村に留まったのは、この土地にはやちむんの文化が深く根づいているから。
焼き物に関しては、釉薬の調合から成形、仕上げ、焼成まで、全ての工程を1人でこなすのだそう。
沖縄らしい自由闊達な雰囲気と、野本さん独自の釉薬や絵つけによってでき上がる世界観は、たくさんの器好きから愛されています。

 
  • ご購入の前に知っておいていただきたいこと

    クリックで拡大画像をご覧いただけます。

  • 一つ一つ手作業でつくられているため、サイズやかたち、厚さ、色、風合いなどにはかなりの個体差があります。立ち上がりの高さにも個体差があり、平たいのもの、深さのあるものがあります。手仕事ゆえの味わいとしてお楽しみください

  • 一つ一つ手作業でつくられているため、サイズやかたち、厚さ、色、風合いなどにはかなりの個体差があります。立ち上がりの高さにも個体差があり、平たいのもの、深さのあるものがあります。手仕事ゆえの味わいとしてお楽しみください

  • 縁のたわみや歪みが見られる場合があります

  • 「いっちん」による凹凸模様も1点1点手描きのため、表情が異なります。凹凸が少なく柄がくっきりしていない場合があります

  • 「いっちん」による凹凸模様の部分は、釉薬が落ちて下の陶土が見える場合があります

  • 表面に製作時に生じた凸凹がある場合があります

  • 釉薬にヒビ・貫入が見られる商品です。中に汁気のあるものを入れると貫入に入り込み、染みになる可能性があります。最初に使用する前に、目止めを行うことをおすすめします。また、毎回使用前に水やお湯にくぐらせ、長時間汁気の多いものを入れたままにしないようにしてください。詳しくは、こちらをご覧ください。

  • 気泡による小さな穴が見られる場合があります

  • 縁の外側まで釉薬が流れていることがあります

  • 釉薬には薄いところや厚く膨らみのあるところなどムラがあります

  • 「呉須釉」は中に含まれる金属成分が点となって表面に出ているものがあります

  • その他のご注意
    >> 柄の配色や配置、大きさなどは、1点1点手仕上げのため、すべて異なりますのでご了承ください。
    >> 釉薬には、にじみ、ムラ、濃淡、凹凸、黒点、ヒビ(貫入)やキズのようなものなどが見られます。また釉薬の飛びや気泡による穴も見られることがあります。
    >> 土や石の凹凸や、石が取れたことでできる小さな穴、引っかき傷のような跡が見られることがあります。また他にも製作中についた凹凸が見られることがあります。
    >> 底面にがたつきがある場合があります。
    >> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。

    【使用上のご注意】
    >> ご使用の前には、目止めを行っていただくことをおすすめします。目止めは、色やにおい移りを少なくして、長く丈夫に保つために行うお手入れのことです。また、毎回使用前は水やお湯にくぐらせてから使用し、長時間汁気の多いものを入れたままにしないようにしてください。詳しくは、こちらをご覧ください。
     

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