CULTIVATE BOWL (ONE KILN/ワンキルン)
土壌を耕し、育む、という意味の「CULTIVATE(カルチベイト)」。
鹿児島を拠点に、地元の土や素材に敬意を払い
地域性のある器づくりをする「ONE KILN/ワンキルン」の新しいシリーズです。
安定感のあるボウル。
釉薬の掛かっていない高台は、高さも厚さも程よいです。
薩摩半島最南西端に位置する坊津(ぼうのつ)で採取される土を
天草陶石に40%混ぜ込んだ陶土を使用。
指をかけると、きめ細やかな中にも粒感を感じます。
「S」は飯碗もちろん、スープボウルにもぴったり。
「L」なら小うどんや、丼としても。
口が広いので、大きな天ぷらやかき揚げなどのトッピングも、
どどんっと盛りつけられます。
釉薬は乳白色の白釉を使った「white」と、
石灰を使用した透明釉の「clear」の2種類。
なのですが、それぞれ2つの焼成方法で焼き上げることにより、
同じ陶土を使っていながら4つの異なる表情が現れます。
ガス窯で、酸素が足りない状態で焼き上げる「還元焼成(Reduction Flame)」と、
電気窯を使用して、酸素が充分に供給された状態で
燃料を完全燃焼させながら焼き上げる「酸化焼成(Oxidation Flame)」。
「還元焼成(RF)」では、「white」は黄みがかった白に、
「clear」は淡い緑がかった色に変化します。
「酸化焼成(OF)」の場合は、「white」は優しい表情の白色に。
「clear」は溶けた鉄分が反応して、赤っぽく発色します。
また、「還元焼成(RF)」の場合は土の中にある鉄分が溶けきらずに残り、
黒っぽい斑点となって表面に景色をつくります。
「酸化焼成(OF)」は鉄分が溶けきるため、黒点があまり表れません。
同じ土、同じ釉薬が焼き方一つでこんなにも変化すること。
焼き物の可能性、面白さを実際に手にして
感じることができるのはとっても魅力的です。
つくられた過程まで思いを馳せられたら、
普段の生活で使う器たちもより愛おしくなるはず。
器がより愛おしくなるはず。
人と人、人と器の関係もカルチベイト(育む)してくれる、
使い込むごとに、味わい深くなる器たちです。
バリエーション&商品詳細
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- 材質
- 半磁器(天草陶石60%、坊津土40%)
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- S:約φ120×H60mm
L:約φ175×H70mm - 容量
- S:約300ml(満水)/約240ml(8分目)
L:約900ml(満水)/約720ml(8分目)
※容量の計測方法について - 重量
- S:約185~200g
L:約410~440g - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:△ オーブン:× 食器洗浄機:○
ONE KILN/ワンキルンについて
ONE KILN=一つの窯という意味の磁器ブランドは、
鹿児島を拠点に活動する焼き物作家・城戸雄介(きどゆうすけ)氏によるもの。
デザイン会社での働いたのち、
有田焼の窯元で修行、そして故郷の鹿児島にて独立を果たしました。
「THE SUN TO A TABLE:食卓に太陽を」を理念に、
一つの窯から様々な人と繋がることを目指しています。
オプションを選択してカートに入れてください
カラー
サイズ
価格: 3,300円
(税抜価格 3,000 円)
66ポイント進呈
1万円(税込)以上のお買い上げで送料無料
ご購入数量
-
ご購入の前に知っておいていただきたいこと
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- その他のご注意
>> 一つ一つ手仕事にて作陶されているため、高さや大きさなど、個体差があります。手仕事ならでは味わいとしてお楽しみください。
>> 器の表面には陶器特有の貫入が見られます。ひび割れではありません。
>> 底面にがたつきがある場合があります。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。
【使用上のご注意】
>> 陶器と磁器それぞれの特徴を併せ持った半磁器なので、多少吸水性があります。使用後は汚れを早めに落とし、十分に乾燥させてから収納してください。乾燥が不十分な場合、カビやにおいの原因となってしまいます。
>> 器の表面には陶器特有の貫入が入っています。使い込むほどに貫入部分や陶生地に色が入って風合いが増していきます。使用前にお湯に浸し、陶器に水分を含ませておくと、色が入りにくくなります。
>> 食洗器をご使用の場合は、破損を避けるために器同士が触れ合わないようにセットしてください。
>> 電子レンジをご使用の場合は、水分が残ったままで温めてしまうと、素地が膨張し、器を傷める原因になります。よく乾燥した状態でご使用ください。
>> 研磨剤入りの洗剤、クレンザー、金属たわし等のご使用はお避け下さい。