CULTIVATE PLATE
(ONE KILN/ワンキルン)
一つの窯、という意味の「ONE KILN/ワンキルン」は、
鹿児島を拠点に、地元の素材を活かした焼きものづくりをしています。
桜島の火山灰を釉薬に使った、ダイナミックな表情の「Ash(アッシュ)」シリーズに続き、
土や釉薬の面白さを目でも質感でも感じられる
「CULTIVATE(カルチベイト)」シリーズの「プレート」が届きました。
鹿児島県坊津(ぼうのつ)にある東シナ海に面した、
柑橘類を有機栽培している棚田で採取されるやや粘土質の坊津土。
これを天草陶石に混ぜて成形したのが
「CULTIVATE(カルチベイト)」シリーズです。
陶器の魅力である土の表情やあたたかみを残しつつ、
磁器の特徴である強度も兼ね備えた、
陶器と磁器それぞれのいいところを持ち合わせた器です。
高台のない「プレート」を手のひら全体で持ってみると
釉薬が掛けられていな裏面からは、坊津土のさらりとした感触が。
表面にかかった艶やかな釉薬と対照的で、
坊津土の質感を強く感じることができます。
プレートには白釉(white)と、
透明釉(clear)の2種類の釉薬を使用。
この2種類の釉薬をそれぞれ異なる焼成法で焼き上げることで、
同じ土から4つの異なる表情が生まれます。
ガス窯で、酸素が足りない状態で焼き上げる「還元焼成(Reduction Flame)」と、
電気窯で酸素が十分に供給された状態で
燃料を完全燃焼させながら焼き上げる「酸化焼成(Oxidation Flame)」。
「還元焼成(RF)」の場合、「white」は黄味がかった白地に黒っぽい点々が。
「clear」は同じく黒い斑点があり、全体がやや緑色に変化しています。
「酸化焼成(OF)」の場合は、「white」は優しい表情の白色に。
「clear」は溶けた鉄分が反応して赤っぽく発色します。
色違い、サイズ違いで並べても、
同じ素材から生まれる統一感があります。
「S」、「M」、「L」と3サイズ。
ケーキ皿、取り皿に程よい大きさの「S」と、
お刺身や豚の生姜焼きなど、
メインのおかずにサラダを添えるのにぴったりな「M」。
サラダや唐揚げをどどんっと盛りつけたり、
チーズやタパス、フィンガーサンドウィッチなど
たくさんの来客をもてなす器として繊細にも大胆にも使えるのが「L」。
土の質感が感じられて力強く、どっしりした印象ですが、
釉薬が施されている表面にはところどころ貫入が入り、繊細さも表現されています。
この貫入に料理の色がだんだんと入り込んだり、
貫入が新たに増えたりなど、使い込む醍醐味を味わえるのも魅力的。
土壌を耕し、育む、という意味の「カルチベイト」。
鹿児島の土を媒介に、食卓を囲む人と器の関係も長く育くんでいけそうです。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 半磁器(天草陶石60%、坊津土40%)
- サイズ
- S:約φ160×H20mm
M:約φ210×H25mm
L:約φ270×H35mm - 重量
- S:約240~300g
M:約480~510g
L:約785~820g - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:△ オーブン:× 食器洗浄機:○
ONE KILN/ワンキルンについて
ONE KILN=一つの窯という意味の磁器ブランドは、
鹿児島を拠点に活動する焼き物作家・城戸雄介(きどゆうすけ)氏によるもの。
デザイン会社での働いたのち、
有田焼の窯元で修行、そして故郷の鹿児島にて独立を果たしました。
「THE SUN TO A TABLE:食卓に太陽を」を理念に、
一つの窯から様々な人と繋がることを目指しています。
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価格: 3,300円
(税抜価格 3,000 円)
66ポイント進呈
1万円(税込)以上のお買い上げで送料無料
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- その他のご注意
>> 一つ一つ手仕事にて作陶されているため、高さや大きさなど、個体差があります。手仕事ならでは味わいとしてお楽しみください。
>> 焼き具合により色味の個体差があります。同じ白でも黄色味が強いものや、そうでないものがございます。一期一会としてご了承ください。
>> 底面にがたつきがある場合があります。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。
【使用上のご注意】
>> 陶器と磁器それぞれの特徴を併せ持った半磁器なので、多少吸水性があります。使用後は汚れを早めに落とし、十分に乾燥させてから収納してください。乾燥が不十分な場合、カビやにおいの原因となってしまいます。
>> 器の表面には陶器特有の貫入が入っています。使い込むほどに貫入部分や陶生地に色が入って風合いが増していきます。使用前にお湯に浸し、陶器に水分を含ませておくと、色が入りにくくなります。
>> 食洗器をご使用の場合は、破損を避けるために器同士が触れ合わないようにセットしてください。
>> 電子レンジをご使用の場合は、水分が残ったまま温めてしまうと、素地が膨張し、器を傷める原因になります。よく乾燥した状態でご使用ください。
>> 研磨剤入りの洗剤、クレンザー、金属たわし等のご使用はお避け下さい。