結婚や出産、入学や就職……。
大事な方への気持ちを包む祝儀袋は、心を込めて選びたいもの。
包む役割を終えた後も大切に使ってほしいから、手ぬぐい生地で仕立てました。
手ぬぐい専門店「かまわぬ」とつくった、
cotogotoオリジナル模様の「祝儀袋」です。

子孫繁栄の象徴として縁起がいいとされる、日本人には馴染みの深い鹿の子（かのこ）模様。
その中にところどころ、cotogotoの頭文字である「c」が顔をのぞかせる、
cotogotoの10周年を記念してつくったオリジナル柄です。
こっくりとした赤で染め上げ、なんともおめでたい、華やかな紅白の生地になりました。

約33×43cmの大きさの生地に、
水引、のし、短冊と台紙をセットにしています。
水引の種類は、結婚のお祝いに使う「あわじ結び」と、
入学祝い・出産祝いなど繰り返してほしい喜び事に使う「花結び」。
オリジナルの色柄に合わせて、
cotogotoスタッフみんなで水引やのしの色、かたちを選びました。

包む役割を終えたらハーフサイズの手ぬぐいとして、
ふきんやハンカチ代わりにお使いいただけます。
おめでたい色柄は、空間にあるだけでぱっと気持ちを明るくしてくれます。

「注染（ちゅうせん）」という技法で、
たっぷり染料を染み込ませ生地の裏側までしっかり染め抜かれているから、
表裏を気にせずお使いいただけます。
使っては洗うを繰り返すほど生地がやわらかくなっていくのもうれしいところです。

縁起がいい色柄なうえに、
祝儀袋としての役目を終えた後も、大切な人の暮らしに日々寄り添ってくれる。
真心が伝わるのは、きっとこんな「祝儀袋」だと思うのです。