シンプルな蚊帳織りの野菜袋

野菜や果物をていねいに扱えているようで、気分がいいです。
クラフトバイヤーの日野明子さんがデザインし、麻や蚊帳を扱う奈良県の「BAN INOUE／バン イノウエ」がかたちにした「シンプルかや野菜袋」。
シンプルなつくりで汎用性が高いのが魅力です。
「長く使えるいいもの」をコンセプトに、日野さんとともにつくる「THE BASIC」シリーズのものです。

通気性抜群の蚊帳の生地

風は通すけど、蚊は通さない蚊帳生地。
向こう側が透けるくらい目が粗く平織りにされているから、通気性がよく、野菜の保存に最適です。
乾きも早いから、汚れたらじゃぶじゃぶ洗って、繰り返し使い続けられるのもいいところ。

台所に自然に馴染んでくれる２種の色

「銀ねず」と「つるばみ」の２色。
おしゃれでやわらかな色味は、インテリアに馴染みやすいのがうれしいです。

入れたいものにあわせて選べる２サイズ

１枚の蚊帳生地の袋に、口を縛る紐つきの「Sサイズ」は、約12×15cm。
野菜室をあけるとよく転がっている、使いかけで小さくなった野菜を入れて。
紐を輪っかにすれば、引っかけておけるから、湿気に弱い鷹の爪やにんにくを入れて吊るしておけば、すぐに使えて便利です。
台所とは別の場所でも、リップや目薬を入れて、ミニポーチとして。
日野さんは、ウッドチップなどいい香りのものを入れて、香り袋として使っているそう。

蚊帳生地を２重にしてある「Lサイズ」は、約27×30cm。
パリッとした生地だから、自立も可能です。
洗うとくったりしてどんなかたちにもフィットするから、かごやバスケットの中に入れても。
上部を折りたたんで、高さを調整できるから、冷蔵庫の野菜室の中の整理にも重宝します。
エコバッグ代わりに、買い物に持って行くのもいいですね。

触るたびに音のなるビニール袋ではなく、繰り返し使えて、さりげなくおしゃれな野菜袋。
これからの定番にいかがでしょう。

BAN INOUE／バンイノウエについて

蚊帳の産地である奈良県で蚊帳生地を中心に、麻などを使った暮らし周りの道具や衣服を手がける「BAN INOUE／バンイノウエ」。
古くから受け継がれてきた日本ならではの美意識に訴えかけるような“華”と“侘び”を兼ね備えたものづくりをしています。
定番となるシリーズ「THE BASIC」では、店とつくり手をつなぐ問屋業を中心に活躍する日野明子さんとともに、蚊帳や麻の生地の特徴を活かした長く愛せるものを展開しています。