切る、洗うを考えぬいた、刃と柄一体型のシンプルなデザイン

機能美あふれる「柳宗理」の「キッチンナイフ／包丁」。
清潔さを保ちやすいオールステンレスに、美しい曲線をいかした使いやすいシンプルなデザインです。

ステンレス一体型だから見た目にすっきりしているのはもちろんのこと、繋ぎ目がないから、丸ごときれいにできちゃいます。
食器洗浄機で洗えるのも、使う頻度の高さを考えると重要なポイントです。

気持ちよく切れて、錆びにくい３層構造の刃

刃の部分は、少しカーブしている、奇をてらわないオーソドックスな形状。
家庭用では一般的な両刃の包丁です。

刀身の素材は、３層で構成されています。
切り刃の部分は、業務用の包丁にも使用される「モリブデンバナジウム」を添加した、折れたり欠けにくく、鋭い切れ味が持続する「特殊ステンレス鋼」製。
それを、錆びにくくて、粘り強く頑丈な「13クロームステンレス」２枚で挟んでいます。

おかげで、皮が切りにくいトマトだってスパッと気持ちよく切れます。
使い方にもよりますが、研ぎ直す頻度はかなり少なめでも、切れ味のよさが長持ちします。

美しい曲線が手にフィットする持ち手

美しい曲線が手にフィットする握りやすい持ち手は、刃の長さを問わずしっかりした大きさがあります。
ずっと握っていても疲れにくいのは、このかたちとサイズだからこそ。
表面のざらりとしたサンドブラスト加工のおかげで、滑りにくく安心して持つことができます。

使い方に合わせて選べる３サイズの刃渡り

シーンに応じて、刃渡りの長さを３通りからお選びいただけます。

最小の「10cm」は、小ぶりながらも刃の高さがしっかりあるから、持ち手を握る手がまな板に干渉しません。
よく切れる上に小ぶり、さらに握りやすいので子どもの最初の包丁にもよさそう。
果物の皮むきやカット、薬味の小ネギや生姜、おつまみのサラミやチーズなど、ちょっと切りたいときにも最適です。
軽くて小ぶりだから、持ち上げて皮むきをするときもラクラク。

ペティサイズの「14cm」は、三徳包丁を全体的に小ぶりにしたような形で、刃渡りや刃の高さが一般的なペティナイフよりもほんの少し大き目。
さまざまな食材のカットがまかなえて、コンパクトな三徳包丁のように使えます。
スペースの限られた１人暮らしのキッチンで使うならこのサイズがおすすめです。

食材問わず切ることのできる、いわゆる三徳包丁を探しているなら「18cm」。
大きな葉野菜のキャベツも、かたい丸ごとのかぼちゃも、皮が切りづらい１枚の鶏肉だって、一気に気持ちよく切れるサイズです。

シンプルなデザインが好きで、さらに実用性にもこだわりたいならこの包丁がおすすめ。
新生活を迎える人への贈り物としても、きっと喜ばれます。
機能性、そして機能美にあふれた毎日使いたくなる道具は、実に、柳宗理らしい包丁なのです。

アヤノの使い心地

私は、土の付いた野菜や肉、魚など、かたいものからやわらかい食材まで、なんでも三徳包丁一本で下ごしらえします。
この包丁は、持ち手のカーブが握りやすく、つるりと手から逃げないように工夫されているので、根菜などのかたい食材を切っていても安心です。
そして重すぎない、適度な重量のおかげで、お刺身もすっと一押しで切れました。
一般的なシャープナーで簡単にお手入れできるところも私好み。
また良い道具に出会ってしまいました。

動画で「10cm」の使い心地をご紹介しています

柳宗理（やなぎ そうり）について

日本のプロダクトデザインの第一人者であり、日本を代表する工業デザイナーのひとり・柳宗理（やなぎそうり／むねみち）氏のデザインによるブランド。柳宗理氏は民藝運動の主唱者である柳宗悦（そうえつ／むねよし）氏の長男で、次男は美術史家の柳宗玄（むねもと）氏、三男は園芸研究家の柳宗民（むねたみ）氏。キッチンウェアや家具だけにとどまらず、玩具やオブジェ、オリンピックの聖火台、トンネルの坑口、歩道橋など広範囲に及び、機能美のあるデザインは世界中から評価を得ています。