引っかけて、浴室をすっきりとした空間に

床にものがないと、すっきりして見える上に圧倒的に掃除が楽です。
家中に当てはまりますが、とくに水気のある場所特有の汚れがある浴室の床には何も置きたくないもの。
家事まわりのニッチな要望に応える「家事問屋」がつくった「ハンギングバスケット」。
浴室で使うさまざまなものをまとめて収納して引っかけておけるから、床の上に何もないという理想の状態をかなえます。

強度と収納のしやすさを考えたかたち

素材は、丈夫でさびにくい18-８ステンレス。
長く使っていく上でゆがまないように太めのワイヤーを使用し強度を高めています。
またボトルなどを置く部分の底面のワイヤーは、間隔を狭めて試供品やブラシ類が落ちないような工夫も施しています。

フックは深いカーブで、浴室のタオルバーや物干し竿にしっかり引っかかります。
二つまで連結できるから、一つにシャンプーやボディーソープ、もう一つには掃除道具をまとめておく、といった使い方も可能です。

入浴時間以外はバーにかけておき、使うときは床におろして、使い終わったらまたバーにかける。
銭湯に行くように、お風呂のときだけ浴室に持ち込むのもありです。
使うものをまとめておけるから、家族ごとにバスケットを分ければ、「誰が誰のちょっといいシャンプーを使ってしまった！」なんてトラブルも避けられそう。
ごちゃつきがちな小さな子どものお風呂のおもちゃもまとめてすっきり収納できます。

かけられる場所があれば浴室以外にも

このバスケット、活躍するのは浴室だけに限りません。
洗濯機周りの洗剤や石鹸、キッチンなら使う頻度の高い調味料をまとめて置いておけます。
またフックをワイヤー部分に引っかけて、キッチンツールを下に吊るすこともできます。

そのまま置いておくと雑多に見えるものも、バスケットにまとめて引っかけて収納するだけで、すっきり見える上に、片づけやすくなるのだから一石二鳥です。

家事問屋について

日本の台所を支える道具の多くが、新潟県燕・三条地域で生産されていることは広く知られています。
大きな産地になればなるほど、生産過程は分業化され、その細分化された専門過程の職人やメーカーが誕生。
昭和32年に包丁やピーラーといった台所道具の生産を始めた「下村工業」が、そんな産地のメーカーを束ねる産地問屋となったのは40年前のこと。
鉄・アルミ・ステンレスといった素材を使いこなし、台所周りに限らず、幅広い商品を様々な企業やブランドとのコラボレーションを通して生み出してきました。
そんな中で聞こえてくるお客様の声に応えて試行錯誤し、改良を加えることもしばしば。
その蓄積されたノウハウを生かし、2015年に満を持して誕生したのが自社ブランド「家事問屋」です。
生まれたばかりのブランドとはいえ、積み重ねた経験は老舗ブランドに引けを取りません。
良質な道具があるだけで、日々の生活はこんなにも心地よくなるのだということ。