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郡司製陶所

2015年から郡司庸久(つねひさ)さん、慶子さん夫婦が営む製陶所。
古くから焼きものの町として知られる栃木県益子町にあります。
山のふもとに構えた自宅兼工房で、庸久さんはろくろなどの成形、慶子さんは絵つけや彫り絵などの装飾を担当。
とはいえ、完全なる分業ではなく2人の仕事の境界線は重なり合ったり、入り組んだり。
作品をつくる際には、2人で話し合うこともあれば、関わるスタッフや作品を扱うお店の人に相談したりと、
自然体で流動的な作品づくりをしています。
実際に使ってみて、いいと思ったものだけを採用しているからか、郡司製陶所の器は、
すこぶる使い勝手のいいものばかり。
異なる土を使いながらも、思い描く色味を出すため、
釉薬の調合や窯温度の調整を行い、かたちと色の調和のとれた器にこだわっています。
そうして生まれたやわらかな雰囲気をまとった器は、和洋の別なく、どんな料理もおおらかに受けとめ、
使いはじめのその日から、ずっと昔から使っていたように食卓の風景に馴染みます。
時代や暮らしが変わってもこの器のよさは変わらないのだろうと思わせる、
芯の通ったものづくりをしています。