焼き物の本場、信楽にて自宅兼工房を構える山田洋次さんは、1980年生まれの若手陶芸家。 小さい頃からものづくりに親しんでいたという山田さんは、信楽窯業試験場に通ったのち、 ロンドンにてさらに1年間、陶芸を学びます。 そして現在、スリップウェアというかつてイギリスの庶民の食卓で親しまれた陶器を、 日本の現代の生活にあうスタイルで提案しています。 本場イギリスの技法やエッセンスが、日本人である山田さんのセンスと融合して生まれた器たちは、 見事なまでに、自然に私たちの生活に溶け込みます。