ぐい呑・ちろり (大阪錫器)
こんな「ぐい呑」と「ちろり」で晩酌できたら……。
全ての日本酒好きの夢かもしれません。
冷酒は注いだ途端に器全体がきりりと冷えて、
反対にお燗の温かさは心地よく続く。
錫(すず)ならではの熱伝導率のよさと、
贅沢な厚みから生まれる蓄熱量の高さが存分に発揮されたのが、
この「ぐい呑」と「ちろり」です。
大阪の伝統的工芸品である「大阪浪華(なにわ)錫器」の製造を
半世紀以上続けている「大阪錫器」。
錫の特徴を活かしたものづくりで、多くのファンを持ちます。
錫といえば、不純物を吸収し、水を浄化する
高いイオン効果があることで知られています。
例えば中国では水をきれいにするため、井戸に錫を沈めていたとか。
飲み物の雑味がなくなり、角のとれたまろやかな味わいになるのも、
その効果のおかげといわれています。
また、熱伝導率がいいからこそ、
お燗をするとすぐに熱くなってしまうのですが、
籐が持ち手部分をカバーしている「ちろり」なら安心です。
落ち着いた輝き、重量感ともに、高級感あふれる素材。
上品な、すらりとしたかたちの「ちろり」は水切れもよく、
手にするたびに満たされた気持ちになります。
単品はもちろん「ぐい呑」とセットで、
男女問わず喜ばれる贈り物になることでしょう。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 錫
ちろりの持ち手:籐
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- ぐい呑:約φ47×H43mm
ちろり:約φ61×H105mm - 容量
- ぐい呑:約45ml(満水)/約36ml(8分目)
ちろり:約220ml(満水)/約176ml(8分目) ※容量の計測方法について - 重量
- ぐい呑:約93g
ちろり:約267g - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:× オーブン:× 食器洗浄機:×
大阪錫器について
1983年に伝統的工芸品として指定を受けた「大阪浪華(なにわ)錫器」。
錫(すず)が日本に伝わったのは今から約1300年前。
奈良の正倉院にも錫製の薬壷・水瓶などが数点保存され、
金、銀に並ぶ貴重品であったことがうかがえます。
ごく一部の特権階級のみで使用されていたという錫器は、
その後一般にも普及し需要が増したことから、
江戸中期には心斎橋・天神橋・天王寺など流通のいい大阪で生産されるようになり、
地域の特産品として知られるように。
大阪全体で、最盛期の昭和前半には300名を超える職人が腕を競ったといわれています。
その後、大戦の影響により、人的にも物的にも資源不足に陥る危機を乗り越え、
1983年に伝統的工芸品としての認定を受けました。
1949年、初代・今井弥一郎氏によって設立された「大阪錫器」は、
現在では5名の伝統工芸士を含む20名の男女が従事しています。
20代から70代までの幅広い世代が共に働く環境の中で、
先人たちの優れた技術や知恵は自然と受け継がれ、
現代の生活で喜ばれる品物の開発に繋がっています。
※こちらの商品は、一時製造中止です。在庫がない場合は、「再入荷のお知らせ」にご登録いただくと、次回入荷時に自動的にメールでお知らせいたします。
価格: 3,850円
(税抜価格 3,500 円)
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- >> 製造過程で生じた小さな点や凹凸、線のようなものが見られることがありますが、すべて製品仕様となります。
>> 持ち手の籐は自然素材を使用しているため、色の個体差やムラがあります。また、ささくれが見られることがあります。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。
【使用上のご注意】
>> 取扱説明書をよく読んでから使用してください。
>> 錫は柔らかい金属ですので、落とすと凹むことがあります。お取り扱いにはご注意ください。
>> ご使用後は、水またはぬるま湯で、中性洗剤を使いスポンジのやわらかい面で洗ってください。洗い終わった後は、水気を十分に拭き取ってください。水滴を残すとシミになる恐れがあります。
>> 埃や手垢などは、時々柔らかい布(付属の布やさらしなど)で拭き取ってください。いつまでも艶のある光沢が保たれます。
>> 傷が付くため、お手入れには金属タワシや研磨剤の入ったものはご使用にならないで下さい。
>> 冷凍庫では保管しないでください。錫は蓄熱量が大きいため、手が凍りつき凍傷になることがあります。また組織変成が起こることもあります。
>> 長い間お使いいただくと、器内側の色が変わる場合があります。お酒や飲み物の種類によって微妙に異なる色の変化の違いをお楽しみください。