素材・かたち別、お弁当箱揃ってます!

薬味寄せ (木屋)


  • 茶道で抹茶を点てる茶せんの技術が活かされた細かな先端が、すり鉢の隙間にしっかり入り込んで食材を掻き出します

  • おろし金の刃に引っかかった食材も、スムーズに寄せることができます

  • 美しい佇まいは、食卓に登場しても様になります

  • 使われなかった茶せんを活用して生まれた「薬味寄せ」。竹を細かく裂く茶せんの高度な技術を体感できます

  • 吊るせるようにつけられた紐は、京都でつくられている絹の組紐です

  • 裏側を見ると、竹そのものの質感を感じられます。「木屋」の文字が刻印されています

 

すった胡麻やにんにくを皿に移すときに。
そうか、この小さな道具があるだけで、
手のにおい移りとか、すり鉢に残ってしまう食材とか、
今まで心のどこかにあった引っかかりが払拭されるんだ、と気づきました。

奈良県生駒市でつくられる「薬味寄せ」は、
同市の伝統産業である茶せんの商品にならなかったものを活かして誕生したもの。
お茶道具である茶せんは、ゆるくカーブのかかった先端部分が
少しでも欠けてしまうと商品価値がなくなってしまい、
今まではB品扱いになっていたのだそうです。
そこに、新しいかたちで活かす方法を見つけた、という訳です。

素材は同県産の淡竹(はちく)。
数ある竹の中でも最も細く割けるため、繊細な竹工芸に適しているのだとか。

柚子、ごま、生姜ににんにく。すった大根だって。
あますことなく寄せて、すくい取ります。
食卓にあっても綺麗なのは、
上品で華やかな絹の組紐と爽やかな竹が絶妙な組み合わせだからですね。

こんな風に、何かしら使い勝手があって、予想外の活躍ぶり。
少しの工夫で、ものが息を吹き返して、
生活を彩ったり、喜んで使われるのって、
とても幸せな引き合わせだなぁ、と思うのです。

バリエーション&商品詳細

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  • 紙のパッケージに入れてお届けします

木屋(きや)について

木屋ロゴ


1792年創業の木屋。
初代加藤伊助が本家の木屋から暖簾分けし、独立した年です。
本家は、江戸時代には小間物・塗物・蝋燭等幅広い商品を手広く扱う商社のような存在でした。
独立に際し、本家では扱っていないものとして伊助が選んだのが刃物だと言われています。
以来、東京日本橋で220年以上にわたり打刃物類や台所用品を扱っている木屋。
その中にはすり鉢や、薬味寄せも含まれます。
培った経験と確かな目を通して選定された道具を、安心と満足と共に、使う人に提供してくれます。

  • ご購入の前に知っておいていただきたいこと

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  • 竹の性質上ささくれが見られることがあります

  • 点や斑点等があります。これらは自然素材ゆえの特性です。不良品ではありませんのでご理解ください

  • 点や斑点等があります。これらは自然素材ゆえの特性です。不良品ではありませんのでご理解ください

  • その他のご注意
    >> 天然素材を用いて手作業でつくっているため、色やサイズの違いなどがあります。
    >> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。

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