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中津箒

中津箒ロゴ

神奈川県愛甲郡愛川町中津に伝わる「中津箒」の歴史は、
「柳川常右衛門」という人物に始まります。
幕末~明治維新の頃に諸国を渡り歩いた常右衛門が、箒の製造技術と、
ホウキモロコシの栽培方法を故郷の中津に持ち帰ったといわれ、
大正~昭和初期には、箒づくりは周辺の一大産業となるまでに成長しました。

しかし戦後、安価な箒が輸入されるようになるとともに、生活様式の変化により、
箒の需要は急激に衰退していきました。
昭和40年代には常右衛門から4代目にあたる柳川勇次商店も廃業となり、
その後は料亭や旅館での需要などに応えるため、細々と続けられるのみに。

そんな中転機となったのは、6代目にあたる柳川直子さんのもとに、
かつての職人さんから届けられた箒。
丹精込めてつくられた箒を見た柳川直子さんは、箒づくりを復活させ、
後世に伝えていこうと決意します。
中津に伝えられた技術でつくられた箒を「中津箒」と名付け、
失われかけていたホウキモロコシの無農薬栽培も復活。
現代の生活のさまざまなシーンで役に立つ箒をつくりつづけています。