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2024年6月の入荷分は、掲載写真に写っているものより、底面の素地の部分の赤みが強くなっています。
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飯碗 (佐藤大寿)
側面がしっかりと立ち上がり深さのある姿は、汁碗のようで実は飯碗。
東北最古の焼き物と言われる「会津本郷焼」のつくり手、
佐藤大寿(だいじゅ)さんによるものです。
無骨で頼り甲斐のある高台は、厚みも高さもしっかり。
その分、どんなに熱々の炊き立てごはんやおかゆ、お茶漬けを入れたとしても、
安心して手にすることができます。
指先に伝わる陶土の触感は、ざらり、そしてどっしり。
間違っても滑って落とすことはないでしょう。
全体的に厚みのある本体にかかるのは、
薄い青や白、グレーなど複雑な色合いを見せるやさしい「灰釉」と、
キャラメル色で美味しそう、プツプツとした表情も魅力の「飴釉」の2色です。
側面をたっぷりと覆って流れ、
高台の手前で溜まって、ぷっくり膨れる釉薬の質感も見どころ。
シンプルなたくあんや梅干しを添えた姿も、なんだかいい雰囲気。
狭めの口から覗き込んで、まん丸の卵が真ん中にのっている卵かけごはんの姿も、
きっととっても可愛いはず。
高さがあって口が狭いかたちは熱が逃げにくいから、ときには汁碗としても。
お味噌汁や豚汁はもちろん、お汁粉のような甘味や、
ポタージュスープのような洋風だって似合います。
背の高い器が食卓に加わると、アクセントにもなることに気づきます。
純粋に、よそうものの美味しさを引き立ててくれる「飯碗」には、
使うたびに、安心感も貰えそうです。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 陶器
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- 約φ114×H75mm
※サイズは1cm前後の個体差がある場合があります。 - 容量
- 約370~410ml(満水)/約296~328ml(8分目) ※容量の計測方法について※容量には、かなりのバラつきがあります。
上記で示している容量の範囲内におさまらない個体もあります。
あくまで容量の傾向を見るための参考としてご覧ください。 - 重量
- 約265~330g
※重さには、かなりのバラつきがあります。
上記で示している重さの範囲内におさまらない個体もあります。
あくまで重さの傾向を見るための参考としてご覧ください。 - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:× オーブン:× 食器洗浄機:×
佐藤大寿さんについて
2001年に福島県の会津美里町瀬戸町にて、
妻であり陶芸家であるサトウアカネさんと2人で、
会津本郷焼の窯元「樹ノ音(きのおと)工房」を始めた佐藤大寿さん。
東北最古の焼き物の地と言われる会津美里町。
もともと、陶器も磁器もどちらも焼かれていたという産地としては珍しい会津本郷焼では、
今も一言でまとめてしまうのは難しいほど、個性あふれる焼きものが13の窯元から生まれています。
この地で窯元を代々営む家に生まれ、
大学では中国の南宋官窯の青磁を研究し、
卒業後は家業を手伝いながら、ご自身の青磁の作品づくりも行なっていたそう。
転機が訪れたのは2011年3月。
東日本大震災により未曾有の被害を受けた福島県。
会津地方にも、沿岸部よりたくさんの方が避難し、
悲しみや被害の状態を目の当たりにして、1年以上陶芸家としての仕事を考えさせられたそうです。
そんな中、出会った民藝の世界に感銘を受け、
土地に根づいたものをつくらなければ、と方向が定まったのだとか。
それからは、土地に根づいた土、そして釉薬を使い、
伝統技術を次世代までつなげていくことを目指して作陶を続けています。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。