cotogotoスタッフの愛用品じまん
スタッフが日々愛用している道具への愛を、
独断と偏見を交えながらご紹介!
2024年4月公開
イカさんの愛用品
イカ
cotogotoとその系列店である「free design」や
「DEALERSHIP」、「TASTE」を運営する
株式会社SEA&SIGNの共同創立者・オーナー。
いいものを大切に長く使うことが生き甲斐で、
昔から「これぞ!」と思ったものには投資を惜しまない。
20歳のとき、バイト代20万円を注ぎ込んだ
音楽視聴用アンプは30年近く経った今も健在で、
とっくに元を取ったと自負している。
実は、もともとカフェオレ派でした。
でも15年ほど前にはじめて飲んだ
スペシャルティコーヒーの美味しさに感動して、
コーヒーの奥深さに開眼しましたね。
実の栽培から収穫、そして焙煎までこだわって届けられたコーヒー豆。
「美味しさをストレートに味わいたいから牛乳は入れられない!」
と以来ブラック専門です。
「みるっこ コーヒーミル R-220」を使って淹れたコーヒーを
毎日タンブラーで会社にも持参しています。
合計すると1日700mlはコーヒーを飲んでいますね。
-
好きなところ その1
コーヒー好き納得の機能コーヒー豆は直前に挽くに限るんです。
挽いた瞬間から酸化がはじまり風味が変化してしまうので。
となると自宅で美味しいコーヒーを楽しむためには、
豆から挽くしかないという前提条件がありました。はじめは手動のミルを試し、次にブレードカッター式電動ミルと、
あらゆるコーヒーミルを試しました。
手動のミルは挽く時間がかかるので、長くは続かず……。
ブレードカッター式の電動ミルは、手ごろな値段も、見た目も、
70点くらいの満足度。
ですが、粉の細かさを指定できないつくりで、仕上がりが安定しないのに加え、
電動刃で細かくするブレード式で豆に熱が加わり、
風味が多少損なわれてしまっていたんです。となると「まだ上があるのでは…?」と思いはじめ、
ついにグラインド臼式電動ミルの「みるっこ」にたどり着きましたね。▲「みるっこ」内部の刃の部分。
上刃(左)と下刃(右)にある無数の立体的な刃で挟み込み、
臼のように豆をすり潰しています。
この刃のおかげで、均一な大きさになった粉ができるのです。「みるっこ」は”家庭用ミルの最高峰”と言われているのをよく目にしますが、
実力は本物で、プロからも信頼を集める名機です。
その証拠にコーヒースタンドやカフェなどで
業務使用されているのを何度も見たことがあります。
豆をカットするのではなくすり潰すグラインド臼式だから、
摩擦熱を最小限に抑えてくれること、粒の細かさを指定できることは
僕にとっても大きな魅力でした。▲粒度調整ダイヤルの数字を小さくすれば、細挽き。
大きくすれば、粗挽きに。▲粒度調節はダイヤル1〜10の間で0.5段階ずつ計19段階の調節が可能です。
写真は上から「細挽き」、「中挽き」、「粗挽き」。僕は中挽きの「#4」に設定していることが多いですね。
コーヒー豆は中深煎りから深煎りが好きで、
いつも数種類常備しているんですが、この細かさだとバランスよく、
好みの味わいに仕上がります。コーヒーの旨味成分を最大限に抽出できるグラインド臼式で、
好みや豆に合わせて粒度を細かく指定できる柔軟さ。
それに3~4秒であっという間に挽き上がる効率のよさなど、
美味しいコーヒーを日常的に味わいたい僕にとって、
大満足の機能が詰め込まれていました。
-
好きなところ その2
当社オリジナルカラー「スレートグレー」▲当社オリジナルカラーの「スレートグレー」は、
控えめだけど存在感のある印象的な色合いです。
木製や陶器などとの異素材とも相性がいいカラー。当初は別のカラーの「みるっこ」を使っていたんです。
毎日何度も使うものだから、
「もっと自分のキッチンになじむ色がほしい」とだんだん欲が出て、
製造・発売元の富士珈機さんに直談判したところ、
オリジナルカラー「スレートグレー」が実現したんです。僕の家はアメリカや北欧系の家具やインテリアが多くを占めます。
そんな家の景色に映える落ち着いたグレー。
見た目も好みのコーヒーミルになって大満足です。 -
好きなところ その3
カスタムできるところ▲「みるっこ」のおかげで自宅でのコーヒータイムが楽しみになり、
ホッパーの蓋や粉を受け止める器、ドリッパーやポットなど
コーヒー周りの他の道具にもこだわりが。さらに豆を入れる「ホッパー」の蓋を
「みるっこ専用木蓋」に取り替えたら、
ますますお気に入りの空間になじむ姿になりました。▲写真はヴィンテージのカップを粉受けとして使っているところ。
他にもステンレス製やガラス製のカップなど、
どれが使い勝手がいいか色々試しているそう。挽いたコーヒー豆を受ける容器も、
ガラス製だったり、ステンレス製に陶器のコップなど、
数種類揃えて気分に合わせて使い分けています。なぜさまざまな受缶を使っているかというと、
付属のプラスチック製「受缶」のままだと、
豆を挽いたり、挽いた豆をドリッパーに移すときに、
静電気でけっう粉が飛び散るんです。だけど、高さの合う陶器やガラス、ステンレス製カップを使うことで、
かなり軽減することができます。
それでも少しは粉が落ちますけどね。ただ、僕は、飛散した粉の掃除は
美味しいコーヒーを飲むための必要な作業と割り切っています。
どのカフェでも当たり前のように飛び散ってますしね。
ブラシや、ハンディクリーナーなら一瞬できれいになるので、
特にストレスは感じていません。
スペシャルティのコーヒー豆を買ってきて
家で飲むときは1杯約100円の計算になるんですよ。
喫茶店やカフェで飲むと600円はしますよね。
毎日2杯飲んだとして、2ヵ月で元が取れると思ったらあっという間。10年近く使って故障は一度も無いですし、
最高にコスパのいい道具なのではないかと思っています。デザイン、機能性、ブランドが積み上げた実績と信頼、
全てでこれに勝るものはないと確信しているので、
もうこれ以上はなかなか無いでしょうね。
僕のコーヒーライフの大切なパートナーとして、
生涯を共にしたいと思っています。