鍋敷き (鋳心ノ工房)
その起源は平安時代にさかのぼり、約950年の歴史がある山形鋳物。
「薄肉美麗」とも評されるように、薄く、きめの細かい滑らかな鋳肌が特徴です。
その伝統技術を受け継ぎながらも、
常に今日性のある製品の提案を続ける「鋳心ノ工房(ちゅうしんこうぼう)」より、
鍋敷き3種が届きました。
鋳心ノ工房は、鋳金家・デザイナーの増田尚紀(ひさのり)氏が立ち上げ、
シンプルでデザイン性に優れた鉄器をつくっています。
「三つ寄せ千切(ちぎり)」という紋をモチーフにした「角寄せ(かくよせ)」は、
日本の伝統的なかたちなのに、どこか北欧の香り。
くの字状に四角が3つ並んだ「千切」というかたちは、織機の糸巻きを模したもので、
「契り」という言葉に掛けて、縁起がよい文様として用いられてきました。
9個の四角が放射状に広がり、小さなカップから大きな鉄瓶まで安定して置くことができます。
小ぶりな4つの輪が重なる「四輪(よつわ)」は、耐熱のグラタンやスフレ皿をのせて。
シャープなラインが描く陰影が美しいのです。
さらにコンパクトな「新三波(しんみつなみ)」は、径の小さなポットなどに。
丸みのあるフォルムが特徴です。
どれも表面に漆を焼付けて仕上げてあります。
足裏にはゴムが付いて、テーブルを傷つけません。
ずれにくいので、安心してお使いいただけます。
また薄くつくられた山形鋳物だから、軽さも使いやすさの理由のひとつ。
使わないときでも、キッチンに立てかけておくだけで、
オブジェのように空間が引き締まります。
ポットや鍋とセットにして、新生活を始めるあの人へのプレゼントにもおすすめです。
バリエーション&商品詳細
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「角寄せ(かくよせ)」は、「三つ寄せ千切」という日本古来から伝わる紋がモチーフ。だけど、どこか北欧のような雰囲気もある、モダンなかたちです。クラフトデザイナーの芳武茂介(よしたけ もすけ)氏がデザインしています。
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「四輪(よつわ)」は、丸が4つ集まる花のようなかたち。シャープなラインと陰影が躍動感を与えています。鋳金家・デザイナーの増田尚紀(ひさのり)氏デザインです。
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「新三波(しんみつなみ)」は、Y字にぐにゃりと曲げられたようなかたち。丸みのある柔らかなフォルムが特徴です。「四輪」と同じく増田尚紀氏が手掛けたものです。
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上から時計回りに「新三波」「四輪」「角寄せ」。この順に大きくなります。
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裏側。左から「角寄せ」「四輪」「新三波」。どれもゴム製のキャップがはめられた、足が付いています。
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「角寄せ」の裏側には、デザイナー・芳武茂介氏の「茂」の字が刻まれています。
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「四輪」「新三波」の裏側には、デザイナー・増田尚紀氏の「尚」の字が刻まれています。
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どれも裏側には「鋳心ノ工房」のシールが貼ってあります。
- 材質
- 鋳鉄
- サイズ
- 角寄せ:約W165×D150×H25mm
四輪:約W135×D135×H25mm
新三波:約W125×D110×H20mm - 重量
- 角寄せ:約440g
四輪:約380g
新三波:約200g - 備考
- 食器洗浄機:×
鋳心ノ工房(ちゅうしんこうぼう)について
鉄の鋳物産業において、岩手の南部鉄器と並んで称される山形鋳物。
950年の歴史を持ち、起源は平安時代に遡ると言われるその技術は、
特に土地特有の砂からつくられる、きめ細やかな鋳肌と薄さが特徴です。
鋳心ノ工房は、クラフトデザイナーの芳武茂介(よしたけ もすけ)氏に師事した
鋳金家でありデザイナーの増田尚紀(ひさのり)氏が1997年に設立。
山形鋳物の伝統美を活かしつつ、
日々の暮らしに潤いを与えるユニバーサルなデザインを提案し続けています。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- >> 鋳物製品は造型の型に砂を使います。砂粒の大小により造型中に微細なくぼみや凹凸が発生する場合がありますが、使用上問題はございません。
>> 縁の部分がわずかに削れていることがありますが、製品仕様となります。
>> 商品の裏側には、小さく数字が刻まれています。これは型に入っているもので、製造管理上必要なものです。商品によって番号が異なることもあります。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。