尾山製材

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富山県で1946年より三代に渡り国産の木材の製造販売に携わる尾山製材。
富山県の森林のうち64%は天然林で、そのほとんどが楢や橅、栗の広葉樹ですが、
大半がチップとなったり、山に放置されたりとあまり活用されてこなかったのだそう。
これらの地元の天然広葉樹を用いて、カウンター材やフローリング、木製品等を製造されています。

現代表である尾山嘉彦さんが家業を継いだのは2002年。
当時、木に関わる仕事といえば、輸入材の大量な増加や大手加工会社が大手を振るうなか、
小規模な町の材木屋としては厳しい状況だったそうです。
ですが、小さな材木屋だからこそできることを見つめ直し、
地元の里山再生を目指す製品や、人と自然にやさしいみつろうクリームの開発に取り組みました。
製材業をメインで行う一方、木を中心とした社会を循環させる仕組み作りにも力を注いでいます。