ハサミ・ナイフ (播州刃物)
2,300円(税抜)~
「道具はいいものを買いなさい」。
母の言葉を思い出します。
金物産業が盛んな兵庫県南西部のかつて「播州(ばんしゅう)」と呼ばれた地域で、
250年に渡って受け継がれてきた刃物の製造技術。
日々の生活できっと役にたつ3種が「播州刃物」から届きました。
ナイフを使いこなせるようになったら一人前。
そんな成人の証でもあるような「肥後守(ひごのかみ)」は、
シンプルな折りたたみ式です。
「チキリ」と呼ばれる突起部分をつまんで刃を出し、
チキリを親指で押さえて刃を固定しながら使います。
鉛筆を削ったり、手紙の封を切ったり、はたまたほつれた糸を切ったり、
携帯しておくと何かと便利そう。
大きさは「大」と「豆」の2種類ありますが、
かわいらしい「豆」は、海外へのお土産にしても喜ばれそうです。
どちらも鞘(さや)が真鍮製なので、いずれ味わいある色味に変化するのも魅力です。
キッチン専用のハサミは、あると必ず活躍してくれるアイテムです。
韓国料理店でよく見かけるように、キムチや肉も器の中で切れてしまうので、
まな板を洗う必要も、手が汚れることもなくなります。
刃表面に施された細かなギザギザが、
カニや冷凍肉など滑りやすい食材もしっかり捉えるので
子どもでも安心して使えて、お手伝いの機会も増えそうです。
さらには缶開けや、栓抜き、くるみ割りにも使える、ときたら
万能の包丁、いえそれ以上の道具です。
オールステンレスのマット仕上げなので汚れはつきにくいですが、
汚れたら洗剤を使って全体を洗うことができます。
実家の裁縫箱にあったような「裁鋏(たちばさみ)」は鋼製。
昔ながらのかたちには、信頼できる使い勝手があります。
「兼吉」と名入れされた「裁鋏」は、しっかりと重みがあり、
持ち手の輪には4本指がしっかり入って、安定して切ることができます。
「肥後守 豆」以外は全て播州織の布に包まれて、桐箱に収まっています。
未来を「切り拓く」という刃物。
確かな品質なので、贈り物にも最適です。
バリエーション&商品詳細
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
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「肥後守」の刃を出した状態。左が「大」で右が「豆」。
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「肥後守」の刃をしまった状態。安全に持ち運びができます。右上に飛び出た部分が「チキリ」です。
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「肥後守」の刃の部分は、鋼製です。
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「肥後守 大」の刃は、鋼の中でも「青紙割込」という種類の鋼でつくられており、刻印があります。
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「肥後守」の柄の部分は、真鍮製。使ううちに、いい味わいに変化していきます。
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「肥後守」のチキリ。左が「大」で右が「豆」。「大」のチキリには穴は開いていません。
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「肥後守 大」を持ったところ。チキリを親指で押さえることで、使っている最中に刃がたたまれないようになっています。
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「肥後守 豆」は、極小サイズ。ほつれた糸などちょっとしたものを切る携帯刃物として便利です。
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「肥後守」は、チキリをつまんで刃の出し入れをします。
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「キッチン鋏」は、オールステンレス製。気兼ねなく水洗いできるので、庖丁代わりに食材のカットに大活躍。
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「キッチン鋏」の刃。根元の部分がギザギザしていて、カニなどの硬いものも滑りにくく切りやすくなっています。
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「キッチン鋏」の持ち手は、指3本がしっかり入ります。
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「キッチン鋏」は、閉じると持ち手の他に輪がふたつ。上が栓抜き、下がくるみ割りに使えます。
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「キッチン鋏」のくるみ割りの部分は、波型になり、くるみが滑りにくくなっています。
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「キッチン鋏」の栓抜きは、持ち手が大きく握りやすいので、力を込めやすくなっています。
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「キッチン鋏」に付いている取扱い書。
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「裁鋏」は、標準的な24cmサイズ。
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「裁鋏」の刃は、鋼の中でも切れ味のいい高炭素の鋼を使用。布だけでなく、紙もよく切れます。
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「裁鋏」は、親指を入れる穴が決まっていて、右利き用になります。
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「裁鋏」の刃は、刀工の名入りです。
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どの刃物も、桐箱入り。「肥後守 豆」以外は、同じく播州の伝統産業「播州織」に包まれています。
- 材質
- 肥後守(ひごのかみ):鋼(刃)、真鍮(鞘)
キッチン鋏:ステンレス
裁鋏:鋼 - サイズ
- 肥後守 豆:長さ91、刃渡38mm
肥後守 大:長さ172、刃渡74mm
キッチン鋏:長さ205、刃渡65mm
裁鋏 標準型・右手用:長さ250、刃渡105mm - 重量
- 肥後守 豆:14g
肥後守 大:53g
キッチン鋏:162g
裁鋏 標準型・右手用:235g - 備考
- 播州刃物では、長期的に刃物を使っていただくためのアフターケアとして研ぎ直しの有料サービスを行っています。
柄の修理も可能です。 お問合せください。
播州刃物(ばんしゅうはもの)について
現在の兵庫県南西部「播州」に根付く金物産業は、
刀の鍛造が元々の始まりだと言われています。
その後日用品の刃物としての髭剃りから産業が起こり、
さまざまなデザインの刃物が製造されるようになりました。
約250年たった現在でも、手作業で丁寧に仕上げること、
そして修理も請け負うことは変わりません。
その切れ味、耐久性ともに高い質を誇ることはもちろんですが、 何度もつくり手と使い手の間を行ったり来たりすることで、
刃物は唯一無二の道具として育っていきます。
一生ものの贅沢は、こんな育てるプロセスにあるのだと思います。
※「植木鋏 大久保」は、生産を終了しました。
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種類
価格: 2,530円
(税抜価格 2,300 円)
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1万円(税込)以上のお買い上げで送料無料
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- その他のご注意
>> 刃先のかたちには個体差があります。
>> 商品を入れている桐箱は天然の木材を使用しているため、木の節や色の違い、凹凸、カケなどが見られる場合がございますがご了承ください。
>> 刃物が包まれている播州織の柄はお選びいただけません。写真に掲載されている柄以外になる可能性もありますが、ご了承ください。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。