ひいな (桜井こけし店)
ろくろ引きされた、白く滑らかなミズキの木肌、やさしい表情と色使い。
「桜井こけし店」の「ひいな」は、
湯治場として知られる宮城県の鳴子温泉郷に江戸時代から伝わる「鳴子こけし」が原型。
ろくろと鉋(かんな)を使って手作業で仕上げられる鳴子こけしは、
胴と頭を別々につくりはめ込む製法なので、
首を回すときゅっきゅっと鳴るのが特徴です。
そんな伝統的な手法を大切にしながら、
4代目櫻井昭二さんがはじめて取り組んだおひな様に、
現在暖簾を守る5代目と6代目によって新しい感性、デザインが加わり
現在の「ひいな」があります。
材であるミズキの白く美しい木肌がそのまま楽しめるのは「初花(はつはな)」。
その名の通り水分を多く含む材質で、
気温の変化により割れてしまったり、色が黒ずんでしまうこともあるので、
乾燥の仕方に注意が必要なのだそう。
縁起物の松竹梅模様が描かれたお召し物。
「立雛」と呼ばれる立った姿は、江戸時代まで多く見られたスタイルだそう。
同じく立雛で、よりふっくらとしたフォルムの「貴心松花(きしんしょうか)」は、
体全体に淡く色つけがされ、
桜井こけし店に代々伝わる菊模様の着物が華やか。
どちらも「一筆目(いっぴつめ)」と呼ばれる微笑んだ目元がやさしげです。
どちらも、台座となる「親王台」もセットになっています。
出し入れや飾りつけの手間、場所を取らずに、
気軽に季節のしつらえを取り入れられる「ひいな」。
そのやさしい表情、ころりとしたフォルム、ミズキのぬくもりに、
そばに置いておきたくなるのです。
バリエーション&商品詳細
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- 材質
- ミズキ
- サイズ
- 初花 男雛:約φ40×H105mm
初花 女雛:約φ40×H95mm
初花 親王台:約W175×D130×H50mm
貴心松華 男雛:約φ50×H105mm
貴心松華 女雛:約φ45×H95mm
貴心松華 親王台:約W130×D85×H50mm - 重量
- 初花 男雛:約45g
初花 女雛:約40g
初花 親王台:約160g
貴心松華 男雛:約70g
貴心松華 女雛:約45g
貴心松華 親王台:約325g
桜井こけし店について
宮城県北西部で、古くから湯治場として知られる鳴子温泉郷。
この地で、子どもの健やかな成長を願って江戸時代からつくられているのが鳴子こけし。
桜井こけし店も、江戸時代から続く鳴子こけしのお店として、
商店街に軒を連ねています。
現在では5代目櫻井昭寛さん、6代目尚道さんが、その伝統手法を取り入れながら、
新たな可能性やデザインに取り組み、海外への出展なども積極的に行っています。
※こちらの商品は、2021年入荷分より価格が変更になりました。
オプションを選択してカートに入れてください
種類
価格: 19,800円
(税抜価格 18,000 円)
396ポイント進呈
1万円(税込)以上のお買い上げで送料無料
ご購入数量
-
ご購入の前に知っておいていただきたいこと
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- その他のご注意
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。
【使用上のご注意】
>> 付属の取扱説明書をよく読んでからお使いください。
>> 水に弱いため、濡れた手で触れないようにしてください。
>> 直射日光、空調の風が直接当たる場所、湿度の高い、温度差の激しい場所でのご使用、保管は避けてください。
>> 強い衝撃を与えないようにご注意ください。
>> 長時間直射日光の当たる場所に置くと変色する恐れがあります。
>> 材料に天然の木や塗料を使用していますので、経年により色味に変化があります。