cotogotoスタッフの愛用品じまん
スタッフが日々愛用している道具への愛を、
独断と偏見を交えながらご紹介!

2022年8月公開
ユウタさんの愛用品
こんにちは、cotogotoのユウタです。
年々猛暑が酷くなっている日本の夏。
汗だくで帰ってきて、お風呂でさっぱりしたと思ったら、
あまりの暑さにまた汗がにじんできた、なんてことも……。
そんな夏こそ手放せない、「麻布十四番/バスタオル (東屋)」。
入浴後もすっきり、さっぱり快適に過ごすことができるんです。
「麻布十四番」はもともと2019年に誕生した麻のキッチンクロスです。
麻の繊維は吸水性が高く、乾きも早いのが特徴。
キッチンクロスとしてとても優秀な麻のクロスが、
体を包み込めるほど大判になったのが
「麻布十四番/バスタオル(東屋)」なのです。
「バスタオルが違うだけでそんなに快適になるの?」と思ったかもしれません。
ところがところが、なるのです。
しかも日本の夏だからこそ実感してもらえる快適さ、
麻のタオルならではの素晴らしさがあるのです。
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好きなところ その1
さらりとした肌あたりタオルといえば、繊維がループ状のパイル地のものが一般的ですよね。
cotogotoでもオーガニックコットンなどを素材とした、
パイル地のタオルが人気です。
長い毛足が空気を含んでやわらかい肌触りになる、
しっかりと厚みがある、など。
いわゆる“いいもの”であればあるほど
そんなパイル地の特徴が際立つものですが、
個人的には、夏になるとこれがマイナスに働いてしまって……。
ふんわりとやわらかいタオルに含まれる空気が暑苦しく感じられてしまい、
入浴後体を拭いているときから、じんわり汗がにじんできてしまうんです。
やわらかい繊維がどこか肌に残るような感覚もあって、
さっぱりしないのも気になっていました。
▲さらりと爽やかな肌あたりのおかげで、夏場の入浴後もさっぱり。
使っていくごとにくたっとやわらかく馴染んでいくのも、育てる楽しさがあります。そんな悩みを解決してくれた「麻布十四番/バスタオル」は
経糸と緯糸を交互に重ねることで織られた平織で、薄手で毛足もない。
だから空気がタオルにこもらず、繊維が肌に残るような感覚もないのです。
体だけでなく、頭皮や顔など素肌に麻布が触れる感覚が
とてもさらりと爽やかなので、気分がさっぱりとなるのもうれしいです。
「この薄さでしっかり拭き取ってくれるの?」と疑問に思うかもしれませんが、
素材としての麻はもともと吸水性が高く、
濡れた髪の毛の水分も、あっという間に吸収してくれるんですよ。
僕は麻布ならではのシャリっとした爽やかな手触りが大好きなんですが、
使いはじめの頃は、麻独特のハリのある質感が
ゴワついて感じられるかもしれません。
ただこれは数ヵ月使い続ければシャリ感はそのままに、
いつの間にかやわらかく滑らかな感触に変化していきます。
そして麻布のタオルは、パイル地のタオルとは逆に、
洗えば洗うほどにやわらかくなり、吸水性も増すというのが特徴。
質感のよさはそのままに、使っていくうちによりよく育っていく、というのは
使う楽しさがあり、長くおつきあいしていけるのでうれしいポイントですね。
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好きなところ その2
乾きやすい▲普段から部屋干しをしていますが、
すぐに乾いてにおいも気にならないのがいいところです。麻のもう一つの強みが、速乾性です。
温度も湿度も高い日本の夏。
台風や梅雨など天候に左右されて、ずっと室内干しの時期もありますよね。
パイル地のタオルだと厚手ゆえに乾きにくく、
生乾きのにおいが気になっていました。
「麻布十四番/バスタオル」は麻の速乾性という性質に加え、
平織という構造もその乾きやすさに一役買っている気がします。
約W1580×H750mmと大判ですが、その薄さのおかげで
蛇腹にかけて干しても他の洗濯物との間に間隔が十分できるし、
パイル地のタオルよりも早く乾く。
早く乾くおかげでにおいも気にならない、というのが個人的な実感です。
こんな風に、僕にとって重大な夏場のタオルの悩みは見事
「麻布十四番/バスタオル」が解決してくれましたが、
厚手のタオルの乾きにくさやにおい、そして肌触りなど、
きっと同じように感じている人は多いのではないかと思います。
夏に涼しく、冬にあたたかく、実は一年中頼りになる天然素材の麻。
シーツやベッドカバーに愛用している人も多いそうですが、
国産の、しかも大判の麻の布に包まれる贅沢感は
お風呂上がりの素肌で是非味わってみてもらいたいです。