いちょうの木のまな板 まん丸 (ウッドペッカー) | cotogotoスタッフの愛用品じまん | cotogoto コトゴト
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スタッフが日々愛用している道具への愛を、
独断と偏見を交えながらご紹介!


いちょうの木のまな板 まん丸
(ウッドペッカー/woodpecker)日本の手仕事・暮らしの道具店 cotogoto (コトゴト)

2023年5月公開




日本の手仕事・暮らしの道具店 cotogoto (コトゴト)

アキコ

cotogoto店頭スタッフとして勤めはじめて9年目。
最大の趣味であるお菓子づくりが高じて、
粉と手」の屋号でお菓子を販売している。
最近富山に帰省し、ホタルイカなど春の味覚を満喫してきた。


2年半前まではプラスチック製のまな板を使っていました。
そろそろ買い替えたくなって
「そういえば実家の木製のまな板は使いやすかったなぁ」と
思い返していた頃、
素材だけでなくかたちにも興味をそそられ、
「いちょうの木のまな板 まん丸」を使ってみることにしました。

  1. 好きなところ その1
    細かいみじん切りも取りこぼさないかたち

    肉や魚用のまな板は別にあるので、
    それ以外の野菜や果物用に使いたかったんです。

    さらに家族2人分の食材となると「直径25cmでは小さいかな」と思い、
    「大は小を兼ねる」で大きい方の
    cotogotoオリジナルサイズ「30cm」を選びました。

    いちょうの木のまな板 まん丸
(ウッドペッカー/woodpecker)日本の手仕事・暮らしの道具店 cotogoto (コトゴト)

    ▲丸と長方形の縦の幅の比較。
    上から「いちょうの木のまな板 輪っか 大(ウッドペッカー)」は、約23cm。
    「いちょうの木のまな板 まん丸 30㎝(ウッドペッカー)」は30cmと
    スペースの広さの違いが伺えます。

    使いはじめると、キャベツの千切りや玉ねぎのみじん切りが
    まな板の外に飛び散ることがなくなったのです!

    丸形にしたことで、それまでの長方形よりも縦の幅が広がったんですよね。
    縦にも横にもたっぷりとスペースがあって、
    丸形の包容力を実感しました。

    1枚のまな板上で数種類の野菜を切り分けるときも楽なんです。

    複数の野菜を切り分けるときには、切れた野菜から順に奥に寄せて、
    次の野菜をまた手前から中央あたりで切っていくんです。
    長方形だと、野菜の種類が増えるほど、脇によける作業が面倒になりますよね。
    丸形なら手前に野菜を切るスペースを残しておけば、
    ちょっとずつ角度を変えながら、奥に寄せるだけなので、
    種類が増えても作業はスムーズです。

    長方形から丸形に変えて困ったことは……。
    あえて言うなら「長ネギの端がまな板から飛び出てしまうこと」でしょうか?

    でもそれも、まず3分の1くらいに切り分けてから、細かく切っていく、という
    習慣が身についたので、もはやあまり気になりません。

  2. 好きなところ その2
    クッション性があって、刃も食材も滑らない

    いちょうの木のまな板 まん丸
(ウッドペッカー/woodpecker)日本の手仕事・暮らしの道具店 cotogoto (コトゴト)

    ▲「30㎝」の厚みは約3cm。
    厚みがあることで安定感があり、切るときの衝撃も少ないのがうれしいところ。

    この「いちょうの木のまな板 まん丸」に変えてから、
    食材が滑らなくなったことに気がつきました。

    先にミニトマトを切ってよけてから、他の野菜を同じまな板の上で切るとき。
    それまでは振動からミニトマトが転がって
    まな板の外に落ちてしまうこともよくあったのですが、
    それがなくなりましたね。

    無塗装で、表面がツルツルではないから、転がりにくいのかもしれません。
    それに、厚みとクッション性のあるいちょうの木が、
    切るときの衝撃を吸収してくれているのもありそうです。
    切っているときもまな板がぐらぐら動いてしまうこともなく、
    安定感が抜群なんです。

    あと、プラスチックのまな板だと、食材を切っているときの衝撃が
    手首にかかってくる感じがして、だんだん疲れてくるんです。

    「いちょうの木のまな板 まん丸」は
    包丁の刃先をやさしく受け止めてくれるので、
    手も疲れにくくなりましたね。

    それまでプラスチック製のまな板を使っている期間が長かったので、
    久しぶりの木製のまな板の使い心地を楽しんでいます。

  3. 好きなところ その3
    水に強いところ

    木製のまな板に変えるときに、一番心配だったのがカビや黒ずみでした。

    使ってみて実感したのですが、油分の多いいちょうの木は水分を弾くんですね。

    表面は濡れても、中まで浸透している感じはなくて、水はけがいい印象です。
    思ったより速くしっかり乾くので、清潔に使えますね。

    いちょうの木のまな板 まん丸
(ウッドペッカー/woodpecker)日本の手仕事・暮らしの道具店 cotogoto (コトゴト)

    ▲同メーカーの「まな板スタンド 1枚用」と組み合わせたところ。
    スタンドと接する部分が最小限だから、黒ずみも発生しにくく、乾きやすいのです。

    あとは、同メーカーの専用スタンドの働きも大きい気がします。

    まな板との接地面がないので、きちんと乾かしてくれるんですよね。
    壁に立てかけておいたりすると
    風通しの悪いところから黒ずんできそうだなと思っていたので、
    専用スタンドを買って正解でした。

    今回、改めてまな板をじっくり眺めてみたのですが、
    刃跡など使用感は見られるものの、
    カビの発生や大きな黒ずみはありませんでした。

    「ウッドペッカー/woodpecker」は凹みを鉋で削って平らにしたり、
    汚れや黒ずみ部分を薄くカットする削り直しサービスも行っているんですよね。

    2年半経って、まだ削り直しの必要は感じられませんが、
    いずれは削り直しをお願いして、これからも大切に長く使っていきたいです。

    「いちょうの木のまな板 まん丸」に変えて、
    みじん切りした野菜が飛び散ることも、
    ミニトマトが転がってしまうこともなくなり、
    今まで長方形のプラスチック製まな板に
    なんとなく感じていたストレスが解消しました。

    プラスチックのまな板は1年ペースで買い替えていたけれど、
    木は削り直しができることで長く使えるのも、うれしいです。

    これといった欠点も見つからないから、
    いずれ買い換えることがあっても、また同じまな板を選ぶと思います!


いちょうの木のまな板 まん丸
(ウッドペッカー/woodpecker)


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