棕櫚箒 最高級鬼毛 (山本勝之助商店)
長柄箒:16,000円(税抜)
手箒:14,000円(税抜)
棕櫚の樹皮から採れる繊維のなかでも、
「鬼毛」と呼ばれる希少な部分のみを使用したほうき。
鬼毛はコシが強くしなやかで、棕櫚の中でも最高級品。
紀州と呼ばれる和歌山県を中心とした地域の特産品を
製造・販売する「山本勝之助商店」から届きました。
使ってみると、なんとも表現し難いのですが、
あえて言うなら「しっとり」と
階段や部屋の隅にある埃を絡めとっていく感覚が新鮮です。
棕櫚の繊維には油分が含まれているお陰でしょうか。
埃が立つことも、先端にまとわりつくこともあまりなく、
集められたゴミが、するするとちりとりの中に入っていきます。
ロールタイプの粘着クリーナーやモップでは届きにくかった階段の隅なども、
密度の濃い棕櫚の毛先がしっかり届いて集めるので、すっきり。
さらに棕櫚繊維の油分には自然のワックス効果もあり、掃くことでツヤが増すのだとか。
鬼毛の棕櫚箒は粉も出にくいので、 フローリングはもちろん畳にもおすすめです。
種類は、柄が長く7玉の「長柄箒」と、柄が短く5玉の「手箒」。
「玉」は、棕櫚の繊維をまとめた束の数を示しています。
片手で持ちやすい「手箒」は、
小回りがきいて、机や棚の下、玄関周りなど、家具のある場所を掃くのに便利。
時には天井の埃を取るのにも重宝します。
広い範囲を掃除したい時には、「長柄箒」を。
背や腰を伸ばしたまま使えるから、長時間掃いていても疲れません。
毎日のちょっとした掃除はほうきがあれば十分。
むしろ気になる場所だけささっと掃いて、
またもとの場所に戻せばいいので、
もっと気軽に掃除できるようになりました。
夜中でも、赤ちゃんが寝ている時でも、
もしくはお気に入りの音楽を聞きながらでも……。
なんだか家事も少しだけ楽しくなったみたいです。
1本で20~30年は使えるというのだから、
コストパフォーマンスも抜群。
現代の日本の家にも、いえ、だからこそ、
頼れる存在なのは、間違いないようです。
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箒のお手入れ
棕櫚の箒は耐久性が抜群なので、お手入れ次第で20年、30年と長持ちします。
- 【使いはじめに】
棕櫚製品の特徴として、使い始めに繊維のくずが落ちます。
使いはじめる前に、室外や新聞紙を敷いたところで、十分払い落としてからお使い下さい。
【保管方法】
使わないときは吊るすなど、穂が床につかないように保管してください。
【穂先にクセがついてしまったら】
1. 直したい部分の穂先を、ぬるま湯で軽く湿らせます。
2. 手でかたちを整え、紐で束ねるかネットで覆ってかたちを固定します。
3. 穂先を下に向けて吊るして完全に乾くまで陰干しします。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 棕櫚、竹(柄)、銅(巻線)、鉄(鋲)
- サイズ
- 長柄箒:約W250×H1250×D40mm
手箒:約W250×H750×D40mm - 重量
- 長柄箒:約540g
手箒:約380g - 備考
- ※サイズ、重さは個体ごとにかなりのバラつきがあります。
あくまで参考としてご覧ください。
山本勝之助商店(やまもとかつのすけしょうてん)について
明治13年創業。
和歌山県海南市を拠点に、1世紀以上に渡って棕櫚や山椒など、紀州の特産品の製造・販売を続けています。
地元への還元を常に念頭においていた創業者の山本勝之助は、
和歌山県野上地区で多く栽培されていた棕櫚に着目し、
同業者や販売先、さらには周りの環境にも喜ばれる事業を、と取り組みます。
同時に和歌山の国有林を保存目的で買い上げ、植林運動の先駆けともなりました。
彼の口ぐせでもあった「手廻しせねば雨が降る」という経営訓。
常に先を見て不測の事態に備え、相手に対して迷惑と不信を招かないことが
商いを行う者の最大責務であるという教えは、4代目となった今でも山本勝之助商店の精神として引き継がれています。
【ラッピングについて】
こちらの商品は、ラッピングを承っておりません。
システムの関係上、カートからラッピングをお選びいただける状態ですが、
お選びいただいてもラッピングいたしかねますので、ご了承ください。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- >> ひとつひとつ手仕事でつくっているため、サイズやかたち、柄や掛ける用の紐の長さには個体差があります。
>> 自然素材を使用しているため、棕櫚の色味や柄の竹の表情には個体差があります。竹は色ムラや凹凸、削れたような跡が見られることがあります。
>> 多少の毛羽立ちやゆるみがみられることがあります。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。