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お玉匙 (大久保ハウス木工舎)
お玉とスプーンの中間くらいの大きさ。
長野県松本市に拠点を置く「大久保ハウス木工舎」の「お玉匙」は、
"すくう"だけに留まらず、調理器具としてマルチに活躍する道具です。
つくり手の大久保公太郎さんが、使いやすい道具のかたちを求めて
使っては改良……を繰り返してたどり着いたかたち。
鬼胡桃(おにくるみ)の木を削り出してつくる、
「大」、「小」2サイズの「お玉匙」は、
柄が長く、持ち手の先端が美しくカーブしています。
まるで首の長い鳥を横から眺めているようなそのカーブのお陰で、
持ち手の先端を縁に引っかけておくことができます。
「大」は一般的なお玉のように使えますが、シチューや肉じゃがのような
まず炒めて、そしてとろとろ煮こむような料理には、炒める段階から使えて便利。
「小」はお味噌汁をすくったりするには少し小さいので、
でき上がった煮物や鍋の取り分け匙として食卓で使うのがおすすめです。
鬼胡桃のあたたかみある素材感のおかげで、違和感どころか絵になるくらい。
当たりもやわらかく、やわらかい豆腐やじゃがいもも崩れさせることはほとんどありません。
ヤスリをかけず、すべて鉋で削って仕上げる大久保さんのスタイル。
細かな傷が木の表面につかないので、永く衛生的に使えます。
カレーやミートソースのような料理にも気後れせず使って、
経年変化によりこっくりとした色に変わっていくのを楽しみたいものです。
バリエーション&商品詳細
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- 材質
- 鬼胡桃(無塗装)
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- 小:約W265×D65×H30mm
大:約W295×D80×H40mm - 重量
- 小:約25g
大:約55g - 備考
- 食器洗浄機:×
大久保ハウス木工舎について
ちょっとしなったような独特のかたちの「木のヘラ」や平らな「ジャムスプーン」。
その使い心地にはプロの料理研究家から、日々キッチンに立つ老若男女までが太鼓判を押します。
そんな木の道具をつくるのは、長野県松本市にある木工作家・大久保公太郎さんの「大久保ハウス木工舎」。
もともと松本出身の大久保さん。
ですが、この地に戻って来る前は、 京都で建具職人として働いていたそう。
歴史ある街でものづくりとそれを支える道具と向き合い、 刃物と木工の関係、そしてその歴史をたどるようになったのが、
今の大久保さんの独特の製作スタイルと生みだすもののかたちに繋がっています。
例えば、あえて木を濡らしてから削り始めること。
ヤスリで仕上げるのではなく、鉋で削って表面を仕上げること。
一般的な木工の方法とは真逆に見えるようなことも、 実は木の仕事の歴史をたどったり、
使い手の声を聞きながら試行錯誤を繰り返した末にたどり着いたスタイルです。
従来の在り方を学びながら、とらわれないスタイルによって生み出される道具は、
きっとこれからも多くの愛用者を惹きつけることでしょう。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- その他のご注意
>>天然の素材を使い、一つ一つ手仕事でつくられているため、サイズやかたちに多少の違いがあります。
>>メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。