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ちくちくちく。
栃木県にて障がい者の就労支援を行う「TERAS／テラス」から
刺し子模様が素朴でかわいらしい「コースター」が届きました。

手で縫われた不揃いの刺し子は、カップや湯呑みを受けるだけでなく、
さまざまな生活空間で取り入れたくなるあたたかさがあります。

そもそも刺し子とは、木綿や麻の布を手に入れることが難しかった時代、
なるべく長く心地よく使い続けられるようにと
補強や防寒の目的で布地に縫い目を施したことからはじまった暮らしの知恵です。

綿麻の生地と刺し子の糸の組み合わせは全部で６種類。
コーヒーや紅茶を入れたマグカップ、洋風のオブジェも似合いそう。
やわらかな印象の「生成り×生成り」、「生成り×グレー」は、花器やガラスカップの下に。
ガラス越しの刺し子模様にほっこりします。
「グレー×生成り」、「グレー×グレー」はモダンな印象。
落ち着いた藍地をベースとする「紺×生成り」、「紺×紺」は、
白磁のカップとのコントラストを楽しんだり、
赤べこやだるまといった色鮮やかな郷土玩具もよく映えます。

目に入るたび、手に触れるたび、ぽっと心があたたかくなる。
手仕事のぬくもりを感じることのできるコースターです。