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コップ (倉敷意匠×石川昌浩)
民藝のガラス作家として知られる小谷眞三(こだにしんぞう)氏に師事し、
現在は倉敷にて「石川硝子工藝舎」という屋号で
吹きガラスの制作を行っている石川昌浩さん。
岡山県倉敷市の雑貨メーカー「倉敷意匠」と石川さんによるガラスの「コップ」は、
安心して使える程よい厚みと、美しい「はちみつ色」をした、日常使いのコップです。
もちろんガラスですから、食卓では涼やかな佇まいを見せてくれます。
でも、石川昌浩さんのガラスのコップには
どこか、ぬくもりがあるのです。
まず特徴的なのは、「はちみつ色」といわれる澄んだ薄い金色。
底に残った「ポンテ跡」(制作行程で底についたガラスを切り離したときに残る跡)。
そして、口吹きガラスならではの
一つとして同じもののない、有機的なかたち。
それは、言い方を変えればちょっと「いびつ」にも見えるのかもしれません。
でも、それがいいと思うのです。
息を吹き込み、型にあて、口の部分をハサミでちょきちょきと切り落とす。
コップを手にすると、そんな一連の作業がまさに手に取るように感じられます。
「いびつ」だからこそ、コップに注ぐものや、使う時間帯、光、そのときの心模様、
そんなささやかなことで、毎回、同じコップの違った表情を楽しめるのです。
「いつも洗いカゴにあるような、普段着のコップであってほしい」と
石川さんは言います。
使うたびに愛着がわくコップです。
春夏秋冬、いつだって使いたくなるから、食器棚に入っている暇はないはずです。
バリエーション&商品詳細
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- 材質
- ソーダガラス
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- 輪花コップ S:約Φ80×H73mm
輪花コップ M:約Φ88×H91mm
筒型コップ S:約Φ75×73mm
筒型コップ M:約Φ78×H92mm
※吹きガラスのため、上記のサイズは目安です。実際には±5mm(容量は±10ml、重量は±10g)程度の誤差があります。 - 容量
- 輪花コップ S:約172ml(満水)/約137ml(8分目)
輪花コップ M:約275ml(満水)/約220ml(8分目)
筒型コップ S:約168ml(満水)/約134ml(8分目)
筒型コップ M:約208ml(満水)/約166ml(8分目)
※容量の計測方法について - 重量
- 輪花コップ S:約165g
輪花コップ M:約222g
筒型コップ S:約154g
筒型コップ M:約181g - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:× オーブン:× 食器洗浄機:×
石川昌浩(いしかわまさひろ)さんについて
日本ではじめて「スタジオガラス(※)」を確立させた、
「民藝」のガラス作家として知られる倉敷ガラスの小谷眞三(こだにしんぞう)氏に師事。
石川さんは、毎年催される日本民藝館展に作品を出品し、毎回入選を果たしています。
民藝の精神を受け継ぐ一方で、それだけにとらわれることなく、
現在は倉敷にて「石川硝子工藝舎」という屋号を掲げ、吹きガラスの制作を行っています。
※「スタジオガラス」とは、個人でのガラス制作のこと。
それ以前のガラス製品づくりは数名での完全分業制で行われていました
倉敷意匠(くらしきいしょう)について
江戸時代から続く美しい町並みと、今も手仕事の伝統が残る、岡山県倉敷市。
「倉敷意匠」はその名にあるとおり、倉敷を拠点に活動する雑貨メーカーのブランドネームです。
オリジナル商品から、作家さんとのコラボレーション作品まで、
日用品として日々使われることでより美しく育っていくような、
誰かにとってのかけがえのないモノを生み出しているブランドです。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- その他のご注意
>> 底部分に、わずかながたつきが見られることがあります。
>> 取扱説明書やブランド紹介などは同梱されておりません。予めご了承ください。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。