そば皿 (大館工芸社)
美しい秋田杉の木目と、1300年ほどの歴史ある曲げわっぱの技を
気軽にいつもの食卓で愛でたい方にぴったりの「そば皿」。
秋田県大館市で半世紀ほども曲げわっぱをつくり続けている「大館工芸社」から届きました。
まず目に留まるのが、見惚れるほど美しいまっすぐな柾目(まさめ)の木目。
そしてきれいな円形に曲げられた側面は桜の樹皮で留められています。
その本体に組み立てた井桁(いげた)と、竹製のすだれをのせれば、
自宅でもお蕎麦屋さんの気分。
井桁もすだれもセットでついているから、
曲げわっぱの本体にぴたっときれいに収まります。
「そば皿」は、ざるそば1人前のサイズ。
家族分を食卓に並べて、冷たいそばを盛りつければ、
夏の暑さも忘れるくらい涼しげな印象の食卓を演出できます。
そばがメニューでなくたって、幅広く使えます。
天ぷらを盛ったら、一気に料亭のようなおもてなしの演出に。
井桁とすだれを外して、サラダ皿、フルーツの盛り皿として使っても。
サンドイッチや手毬寿司、おはぎに和菓子も美味しそうに収まります。
料理を盛りつける他にもミニお盆のようにして、
和菓子と冷茶をセットして楽しむのも素敵ですね。
もともとは、無塗装の杉板を使うのが大館の曲げわっぱですが、
現代生活での使い勝手を考えて、本体と井桁はウレタン塗装仕上げ。
そばから滴る水が染みになる心配もなく、器としても幅広く使うことができ、
使い終わったら洗剤で丸洗いできるのもうれしいところ。
すだれは無塗装なので、天ぷらなど油物を盛るときは敷紙を敷くとよさそうです。
お気に入りだから見せたいし、使いたい。
おもてなしから、普段使いまで
きっといろんなアイデアが湧いてきます。
いつもの食卓を、より心躍る場に演出してくれる「そば皿」です。
バリエーション&商品詳細
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- 材質
- 本体:秋田杉(ウレタン塗装)
すだれ:竹(無塗装)
井桁:秋田杉(ウレタン塗装)
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- 約Φ203mm×H47mm
- 重量
- 約157g(受けの器のみ:約86g)
- 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:× オーブン:× 食器洗浄機:×
大館工芸社について
秋田杉を使って曲物がつくられ始めたのは、1300年ほど前まで遡ると考えられています。
地域の産業として大館曲げわっぱがつくられ始めたのは17世紀後半。
当時の大館城代・佐竹西家が、杉の柾目板を割って曲げ物の器をつくり、
弁当として利用している木こりの姿を見て、
曲げわっぱの製作を命じることを思いついたのだとか。
もともと豊富な森林資源に恵まれたこの土地でつくられる曲げ物製品は、各地で重宝され、
お隣の青森県や岩手県はもちろん、水運を利用して関東地域まで運ばれたと言います。
1959年に設立された大館工芸社は、伝統工芸士5名を含む26名の職人で、
丸太の買い付けから製材、曲げ加工、桜皮縫い、底入れ、仕上げまで、
曲げわっぱの製作を一貫して行えるのが強みです。
伝統の美しいかたちを守りながら、現代の生活に寄り添うデザインも同時に追求します。
※こちらの商品は、2023年3月3日より価格が変更になりました。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- その他のご注意
>> 天然の木材や竹材を使用しているため、一つ一つ木肌の風合いが異なります。木の節や色ムラ、濃淡、ささくれ、毛羽立ち、うっすらと黒ずんでいる部分などもあります。
>> 手仕事でつくられているため、サイズ、かたち、容量に多少の違いがあります。また、底部分に、わずかながたつきが見られることがあります。
>> 留め具に使われている桜の皮には、節による凹凸や色ムラがあることがあります。また、切り込み部分に細かな割れや、ささくれがある場合があります。
>> 使いはじめはウレタン塗装特有のにおいがありますが、使っていくうちに和らいでいきます。においが気になったときは、箱から出し、風通しのいい場所に置くと気にならなくなります。
>> 側面と底板の接着には、食品への間接的な使用の安全性が認められた接着剤を使用しています。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。
【使用上のご注意】
>> 付属の取扱説明書をよく読んでからお使いください。
>> はじめて使用する際は、汚れやにおいが染み込むのを防ぐため、ぬるま湯に数回通してから、風通しのいいところで乾かしてください。
>> 本体と井桁はウレタン塗装が施されているので、使用後は中性洗剤とスポンジで汚れを落としてください。クレンザー、漂白剤、タワシ、かたいスポンジは使用しないでください。すだれは竹材の無塗装なので、ぬれた状態が続くとカビが発生してしまう場合があります。長時間水に触れる使い方は控えてください。洗ったあとは水をしっかりと拭き取り、日陰の風通しのいいところで乾燥させてください。