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三彩 スープ鉢 (瀬戸本業窯)
1000年以上も続く長い焼きものの歴史を誇る愛知県瀬戸市で、
江戸時代から手仕事による焼きものづくりを続ける「瀬戸本業窯(せとほんぎょうがま)」。
今回届いた「スープ鉢」は懐かしいようで、新鮮な驚きもくれる色合わせが目を引きます。
てらいのない、持ちやすい高台からゆるりとカーブして立ち上がる側面。
ゆったり、どっしりとしたかたちには、
ポトフやシチューなど、名前の通りスープが似合います。
他にも煮物やサラダ、デザートも自然と収まるかたちです。
色組は「緑白茶(みどりしろちゃ)」か「青白茶(あおしろちゃ)」の全2種類。
緑や白、茶などの多色の釉薬を施した陶器のことを「三彩(さんさい)」と呼ぶそう。
内側にはたっぷりと三彩の釉薬がかけられ、
見込みの釉薬溜りでガラス質になった
釉薬が混ざり合う様子はまるで抽象絵画のよう。
瀬戸の陶土は鉄分が少ない分、白味が強いのが特徴で、
より三彩の色合いが鮮やかに映えるのです。
透明の出汁をしっかりきかせたスープ越しに、
ゆらゆら揺れる三彩模様もいいですが、
ミニどんぶりにして、食べ進めるうちに
現れてくる色合いの全容を楽しむのもまた素敵。
そしてこの器のもう一つの魅力は、使っていくごとに自分色に育っていくところ。
釉薬の表面に所々見えるヒビ・貫入(かんにゅう)は、盛りつけた料理、楽しんだ会話の数だけ、
その数も色の深みも増していき、自分だけのものに育っていきます。
気取らない、毎日の食卓で和洋中問わずなんでもござれな「スープ鉢」。
頼れる存在だから、遠慮せず頼ってしまってください。
バリエーション&商品詳細
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- 材質
- 陶器
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- 約φ163×H53mm
※手仕事でつくられているため、個体差があります。あくまで参考としてご覧ください。 - 重量
- 約325~330g
- 容量
- 約540ml(満水)/約432ml(8分目)
※容量の計測方法について - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:△ オーブン:× 食器洗浄機:○
※電子レンジは温める程度であれば問題なくご使用いただけます。温度差があるとシミができやすくなる可能性があるので、ご了承ください。
瀬戸本業窯について
陶器のことを指して「せともの」と言われることからもわかるように、
一般な言い回しが定着するほどに製陶業が盛んで、
かつ歴史も古いのが愛知県瀬戸市。
その地に窯を構える「瀬戸本業窯」は、名前の通り、「本業焼」である陶器を
江戸時代から250年に渡り受け継いでいます。
「本業焼」とは、瀬戸焼が確立された鎌倉時代初期の頃から続く
瀬戸でつくられる土ものの器のこと。
現在は7代・8代後継を中心に10名以下の体制で作陶に取り組んでおり、
特に民藝思想に感銘を受けた先代・6代水野半次郎氏の方針により、手でつくることを何より大切にしています。
また「焼きものは使わなければ意味がない」の考えのもと、
瀬戸本業窯のつくる器は、毎日の使用に耐える堅牢さと、欠けや割れに強いのも特徴。
使うほどに増す味わいを楽しむことができます。
ろくろ含め、全て手作業でつくられる器。
そして自然素材を生かした釉薬が生み出す表情。
同じものは二つとなく、そして使い込むごとに表情が深まるのも瀬戸本業窯の器の魅力なのです。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- その他のご注意
>> 一つ一つ手づくりのため、色合いや釉薬の溜まり方、濃淡、大きさなどには個体差があります。手仕事ゆえの味わいとしてお楽しみください
>> 釉薬には、にじみ、ムラ、濃淡、凹凸、黒点、貫入(釉薬に入るヒビ)や傷のようなものなどが見られます。また釉薬の飛びや気泡による穴も見られることがあります。
>> 土や石の凹凸や、石が取れたことでできる小さな穴、引っかき傷のような跡が見られることがあります。また他にも製作中についた凹凸が見られることがあります。
>> 底面にがたつきがある場合があります。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。
【使用上のご注意】
>> 取扱説明書やブランド紹介などは同梱されていません。
>> ご使用の前には、目止めを行っていただくことをおすすめします。目止めは、色やにおい移りを少なくして、長く丈夫に保つために行うお手入れのことです。また、毎回使用前は水やお湯にくぐらせてから使用し、長時間汁気の多いものを入れたままにしないようにしてください。詳しくは、こちらをご覧ください。