飯茶碗 (三温窯)
なにも4サイズも、とも思ったのですが、
四つ並ぶとやっぱりかわいい「飯茶碗」は
秋田・五城目町(ごじょうめまち)にて
佐藤秀樹さんと息子の幸穂(ゆきほ)さんが営む「三温窯(さんおんがま)」のもの。
地元の素材を器づくりに活かす三温窯らしく、
かつて皇室行事に献上したこともある由緒ある米どころである五城目町の稲の灰を釉薬に用いています。
灰色、淡い緑、白など複雑な色味がぽつぽつ混じりあいながら
飯碗の側面を流れていく様子がきれいでつい眺めてしまうほど。
高台は赤味の強い素地。
丁寧に整えられた表面はさらりとした手触りで、
滑らず、しっかり飯碗を持つことができるのです。
一番小さい「こども」は、大人と同じものを使いたがる子ども用に。
成長とともに大きいサイズを使うようになったら、小鉢としても使えます。
おつまみを盛ったり、チョコレートを入れてデスク脇で仕事のお供として
迎えたくなるかわいらしさです。
「小」、「大」、「特大」は、
5mm刻みにサイズが異なる、絶妙な大きさ。
1人前(150g)を基準にすると「小」はこんもり、
「大」はご飯と器のバランスがよく、「特大」は余裕があります。
食べる量に合わせて、ぴったりなものをお選びください。
口は広く、やや浅めのかたちは、
ご飯をこんもり盛って美味しく見せる効果もあります。
ほかほかのご飯にじゃこやおかかをのせたら、
なんとも健康的な美味しさが視覚からも伝わります。
稲の灰を釉薬としてを使った器にお米を盛るという、手のひらの上にある循環。
家族全員でずっと使える器として、もう一つの循環にも気づいたら
うれしさも、美味しさもひとしおの食卓になるのです。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 陶器
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- こども:約Φ105×H50mm
小:約Φ120×H55mm
大:約Φ125×H55mm
特大:約Φ130×H60mm - 重量
- こども:約140g
小:約200g
大:約210g
特大:約260g - 容量
- こども:約170ml(満水)/約136ml(8分目)
小:約230ml(満水)/約184ml(8分目)
大:約295ml(満水)/約236ml(8分目)
特大:約350ml(満水)/約280ml(8分目)
※容量の計測方法について - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:△ オーブン:× 食器洗浄機:○
※電子レンジは温める程度であれば問題なくご使用いただけます。
三温窯について
秋田・五城目町(ごじょうめまち)にて1983年に開窯した「三温窯」は、
佐藤秀樹さんと息子の幸穂(ゆきほ)さんの二人三脚で営まれています。
会津本郷焼・「宗像窯(むなかたがま)」で修行したのち、秋田で独立した秀樹さん。
息子の幸穂さんは秋田公立美術工芸短期大学で
木工と漆を学んで漆の工房で働いたのち、家業に入り陶芸をはじめました。
地元で採れる土や、藁(わら)に杉、欅(けやき)といった植物の灰を材料に使いながらでき上がる器は
どれも自然な色合いと、シンプルで奇をてらわないおおらかなかたちが温もりを感じさせます。
皿や飯碗、蓋物など、日常で使いやすい暮らしに寄り添う器をつくっています。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- その他のご注意
>> 一つ一つ手づくりのため、かたちや大きさには個体差があります。手仕事ゆえの味わいとしてお楽しみください。
>> 釉薬には、凹凸、貫入(釉薬に入るヒビ)や傷のようなものなどが見られます。また釉薬の飛びや気泡による穴も見られることがあります。
>> 土の凹凸や、引っかき傷のような跡が見られることがあります。また他にも製作中についた凹凸が見られることがあります。
>> 底面にがたつきがある場合があります。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。
【使用上のご注意】
>> 取扱説明書やブランド紹介などは同梱されていません。
>> ご使用の前には、目止めを行っていただくことをおすすめします。目止めは、色やにおい移りを少なくして、長く丈夫に保つために行うお手入れのことです。また、毎回使用前は水やお湯にくぐらせてから使用し、長時間汁気の多いものを入れたままにしないようにしてください。詳しくは、こちらをご覧ください。