春がはじまります
二十四節気のひとつ「春分(しゅんぶん)」。
何をお祝いする日か、ご存知でしょうか?
国民の祝日として定められたのは、1948年。
「自然を讃え、生物を慈しむ日」とされています。
四季のある日本ならではの、美しい祝日です。
また、この日の前後3日間、合わせて7日間は、春のお彼岸でもあります。
「春分の日」には、太陽はほぼ真東から昇り、ほぼ真西に沈みます。
昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。
これまでは、昼よりも夜のほうが長かったのですが、
「春分の日」を境に、昼の時間が少しずつ長くなっていきます。
「暑さ寒さも彼岸まで」というように、これから、日に日に暖かさが増し、
本格的に春らしくなってくるのです。
「春一番」が吹くのもこの頃。
立春(今年は2月4日〜)から春分までの間に吹く強い南寄りの風のことで、
風が春を連れてきてくれるかのよう。
冬の間縮こまっていた体をぐーんと伸ばして、深呼吸。
体の中にも春の気配をたっぷり詰め込みたくなります。
3月(啓蟄、春分の頃)が旬の食べもの
うど、ふき、あさつき、春大根、わけぎ、にら、つくし、木の芽、わらび、ポンカン、いよかん、きんかん など | |
あじ、ぶり、さより、とびうお、しらうお、はまぐり、もずく、わかめ など |