街を彩る自然のイルミネーション
師走もすぐそこまで迫る折、二十四節気は「小雪」の節に入りました。
「こゆき」ではなく、「しょうせつ」と読み、「雪が少ない」という意味を指します。
今はまだ、真冬用の一番厚手のコートを着るのを、なんとか我慢できる程度の寒さですが、
先日は北国から、雪の知らせが聞こえてきました。
これから、日は追うごとに短くなり、夕方4時、5時になれば、あたりはもう、すっかり真っ暗に。
さらに「小雪(しょうせつ)」の頃は、ときおり時雨(しぐ)れる時期でもあります。
「時雨(しぐれ)」とは、山に当たった強い北風によって、降ったりやんだりを繰り返す細雨。
雨が止むたび、寒さはいっそう、厳しくなっていきます。
とはいえ、紅葉の見頃を過ぎた木々は、鮮やかな赤や黄色の葉を散らし、街を彩ります。
クリスマスのイルミネーションもきれいですが、
自然が織りなす色とりどりの光景は、やはり風情や趣があるものです。
寒いからと縮こまって歩かずに、街路樹を見上げ、自然のイルミネーションをお楽しみください。
11月(小雪の頃)が旬の食べもの
ゆりね、れんこん、春菊、セロリ、ブロッコリー、大根、ねぎ、ごぼう、かぶ、くるみ、えのき、エリンギ、なめこ、カリフラワー、ごぼう、ながいも、はくさい、柿、みかん など | |
ホッケ、ハタハタ、ブリ、イカ、ハマチ、コハダ、ししゃも、ひらめ、海苔 |
小雪の頃におすすめの商品
- 江戸中期の開窯以来、小鹿田焼は一子相伝で10軒の窯のみが綿々とその伝統と技術を受け継いで来た伝統工芸。民芸運動の指導者・柳宗悦やバーナード・リーチも魅せられた焼き物です。「飛びカンナ」という技法で美しい模様が施された平皿は使い勝手、佇まいともに申し分ありません。