冬支度をはじめましょう
二十四節気のひとつ「霜降(そうこう)」。
風がいっそう冷たく感じられ、
地域によっては霜が降りる頃。
暦の上では、秋の最後の節気となり、
霜降が過ぎると、冬がやってきます。
朝晩には温度がぐっと下がり、
花壇の中や土の道には、
霜を見ることができるかもしれません。
そして、見上げる木々は色づきはじめています。
ちなみに、木々の紅葉には、
朝晩の冷え込みが関係しているのだそう。
朝の最低気温が10度以下になると紅葉がはじまり、
気温が低くなるほどに、
葉は色鮮やかに染まっていくのだそうです。
もう東北地方では、葉を落としはじめる木々もあるはず。
葉を落とす風は日に日に冷たくなっていき、
「霜降」の節から「立冬」までに吹く北風は「木枯らし」と呼ばれます。
天気予報などでそんな言葉を聞くと、ますます冬の到来を強く感じるものです。
そろそろ、こたつやストーブを出してもいいのかもしれません。
あたたかいお鍋やスープもおいしい時期になってきました。
本格的な冬に備えて、しっかりと栄養をとっておきましょう。
10月(寒露・霜降の頃)が旬の食べもの
きのこ類、さつまいも、ぎんなん、ほうれん草、里芋、カリフラワー、にんじん、かぶ、かぼす、栗、かりん、すだち、柿、ぶどう、りんご、新米 など | |
秋鮭、秋鰹、ししゃも、はぜ、ぼら、うなぎ、はたはた、伊勢えび など |